29日(日)
奥さんが正月の買い物にいくというので、荷物持ちに狩り出される。行くのはFというスーパー。昔からあるスーパーで魚が新鮮で安いという評判でずっと人気のスーパーです。でも奥さんによるとどうも経営者が替わってなんとなくもう一つと申しておりました(笑)。ほんとのところは知らんけど。
駐車場は満杯でしたが、店内はまだすこし余裕があったかな?いえ昔の大混雑の店内を覚えているからですが、私の村から買い物に来ている夫婦も3組見かけたので、やはり人気なのでしょう。果物や野菜お肉と比べるとお魚は安いと思う。蛸は噂通り高値になってて驚きました。あとお米も。お盆とお正月の買い物はだいたいここに来るのは、同じ敷地内にある淡水魚専門の魚屋さんの鮒ずしの味が好みなので。もちろん滋賀県の伝統的郷土料理で、お鮨の始まりと言われている鮒ずしなので、滋賀県各地に老舗、名店はあるのですが、ここのはリーズナブルでおいしいと思っています。原料のニゴロブナは絶滅危惧種だし、なれ鮨なので手間も時間もかかるし、高くなるのは当たり前なのはよくわかるけれど、それはちょっとあんまりだよね、という値段も多いし。
30日(月)
朝のうちは事務仕事など。
午後は作業所の整理と掃除など。
見逃しサービスで「カールさんとティーナさんの古民家村だより」を観る。こんなのあったんだ。いろいろ思うところあるが、古民家再生って、センスが必要だなぁ、ってなんでも同じだろうけど。で、最初からセンスある人はいないわけで、なにごとも経験がものをいいますが、こういうのはお金がかかるので、経験が積みにくいですね。トライ&エラーで直しつつ成長していくというのがやりにくい気がします。
ジェームズ・ヒル監督『野生のエルザ』(1966)を観る。バージニア・マッケンナとビル・トラヴァースですね。小学生だか中学生だかの頃にテレビ放映されたのを観て、それからジョイ・アダムソンの原作も文庫本を買って読みました。文庫の口絵にアダムソン夫妻やエルザの白黒写真も何枚か載せられていました。本棚を探したけれど、もちろん見つかりません。たぶん断捨離したかも。(50年前に買った文庫本、さてうちの本棚に何冊残っているのだろう。)音楽はサウンドトラック版のやつをFMでエアチャックしてカセットテープに入れていました。カーペンターズやジョンデンバーといっしょに。中学一年か二年だなぁ。50年前か。出だしの♪ Born Freee・・・というところだけ、中学生の僕にもわかって、自由に生まれた!ってなぜか感動したなぁ(笑)。
今、映画を観るといろいろツッコミ処もたくさんあるのだが、いい映画であることは間違いないし楽しめました。実話の映画だからという以上にどこか誠実な感じがする映画で、それはバージニア・マッケンナとビル・トラヴァースの立ち居振る舞いから受ける印象でもあるとおもいます。
でも画面に映っているのは60年ほど前のケニアのサバンナなわけで、僕はケニアはおろかアフリカにはいったことないけど、2024年のケニアのサバンナはどんな状況なんだろう、って考えてしまう。干ばつ、温暖化、砂漠化。ま、日本の状況を考えると・・・。
31日(火)
午前中は作業所の整理とコンバインととラクタを車庫に戻したり。
午後は酒屋に買い物(笑)。
まあ、毎年、大掃除をやっているが、というかやらざるを得ないのだが、昔はきちんと掃除が終わってきれいになり、部屋が気持ちよくなってから、では、もう、そろそろ、とビールをグビリとやりだしていたのだが、もう数年前からもうきちんと大掃除が完了できなくなっていて、ま、このぐらいやれば充分かな、と掃除を終えるのが早くなってきたり、まだ掃除はするけど、ちょっと休憩して、プシュ!とやるかな、と飲みだしてしまったり、だらしないことで自分でも情けない気持ちだが、もうだんだん集中力がなくなってきているのは自覚しています(笑)。
というわけで今年ももうすぐ終わります。まだ外は明るいけどもうビールを開けようかと思っています。掃除はまだ途中だけれど。今年も一年間、こういうぐだぐだの文章を読んでいただき、ありがとうございました。お米も早々に完売となりありがたいです。
Thank you very much.
Merci beaucoup.
Faafetai lava.
дуже дякую.
Diolch yn fawr iawn.
谢谢。
고마워요.
Σας ευχαριστώ πολύ.
Děkuji mnohokrát.
いろんな国へありがとう。
よい年をお迎えくださいますように。