現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」と「きらみずき」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機大豆の出荷と1959年の『野獣死すべし』とオリンピックのピクトグラム

21日(土)
 暖かい一日。朝のうち、すこし事務仕事と作業所の整理と掃除。

 午後は東京の有機大豆の卸のY物産のYさんに有機の「小糸(在来)」を取りに来てもらう。今年はカメムシやヨトウムシの被害で全滅状態が多い中、出荷できたこと、また思いのほかきれいな大豆だと喜んでもらう。ありがたい。でもうちも面積のわりに収量はわずかでした。選別すると半分以上がクズ大豆になってしまったので。
 うちの大豆は京都と大阪の有機農産物の消費者グループで豆腐として食べていただくことになるようです。ありがたいです。

 夕方から農事組合の役員会(初寄り)。

 須川栄三監督『野獣死すべし』(1959)を観る。主演は仲代達矢。若いです。原作は大藪春彦のデビュー作ですな。楽しめました。1980年の村川透監督、松田優作主演の角川映画の方が有名ですけど。当時は角川映画が大ブームで角川文庫の宣伝も兼ねて、最初は横溝正史、それから森村誠一、で大藪春彦、片岡義男、赤川次郎、などなど次々とブームを起こしてきましたね。僕も映画も観たし、大藪春彦と片岡義男はよく読みました。
 原作に一番近いのがこの仲代達矢主演の映画だと言われてますが、それでも原作の味わいとはまた違うような。だいたい大藪春彦の映画化作品は、原作から離れていく傾向がありますね。まあ、ハードボイルド作品ということで、時代によって野獣のような男の背景は変わってきますよね、描き方が。
 脇役の小泉博、東野英治郎、中村伸郎は知っているけれど、団令子、白川由美という女優さんはよく知らない。中村伸郎がいい味出してますなぁ。まあ、この人はいつもこういう役柄だけど(笑)。

22日(日)
 カーリングの女子の三位決定戦 カナダ対アメリカを早朝、見逃しサービスで観戦。いやぁ、すごくいいゲームでしたね!後半は複数点をお互いに取り合ってビックエンドが続きました。最終第10エンドまで緊迫のゲームでした。おもしろかったぁ!カナダのスキップのレイチェル・ホーマン選手。ゲーム中はすごいショットを連発してもニコリともせずずっと怖い顔。などと思っていたら勝利が決まった瞬間の破顔。それから子供を抱いて笑顔で記念撮影したり(カナダチームはもうひとりお子さんを会場に連れてきてる選手がおられましたね)、なんだか、やられました。
 決勝はスウェーデンとスイスらしいです。こちらも楽しみたいです。

 もうオリンピックも最終盤ですが、ずっと気になっていたんですが、各競技のアイコンというか、ピクトグラムというのか。マークですね。これ、すばらしくないですか?単純な二、三本の線だけで作られているんですが、すごく特徴をつかんでるし、美しい。誰のデザインか知りませんが、天才的だなぁ。
 こういうのはデッサンの勉強になるかもしれない、と真似して描いてみましたが、・・・。なんていうか線の伸びやかさがないので、ぜんぜんダメですな(笑)。本物の美しいのを見たい人は検索してね。申し訳ない。

きのこ炒めとフィクションとノンフィクション


↑絵の具が変わって、色調も少し変わったか(笑)。

20日(金)
 事務仕事で、農協や市役所に電話でいろいろ訊いたりする。僕は「認定農業者」なのだが、長男にも「認定農業者」になってもらう必要が出てきたし、「利用権の設定」のことや、「みどり認定」のことなど、わからないことばかりだ。
 所得税や消費税のこともよくわからないが、贈与税、相続税のことも調べる必要があるような気がする。
 江戸時代の「お代官様!おねげーでごぜーますだ!」の時代から百姓は税、年貢に難儀してきましたからね。いや、百姓だけではないですな。でもって、江戸時代からではなくて「租庸調」の時代からか(笑)。
 今頃気がついたが、「お代官様!おねげーでごぜーますだ!」というような時代劇の典型的は百姓のセリフと思わせられているセリフは、どこの地方の方言というか訛りか、僕にはよくわからないけれど、テレビドラマの時代劇の考証がきちんとしているのかどうか?
 ま、先頃の選挙でも話題になった消費税もふくめて、権力者というか為政者の方々には税の集め方、集めた税の使い道については、しっかり頼んまっせ。ほんまでっせ。

 だいたい早朝に起きるので、ほんとは暗いうちは事務仕事をするつもりなのだが、オリンピック開催中なので、深夜から未明の競技をできるだけライブなのを観て応援しつつの作業になります。でも応援に力が入ってしまうので、事務仕事はまったくすすまず。弱ったなぁ。
 カーリング女子の最終戦、中国戦はTverの見逃しで応援。予選リーグで現在最下位で、予選敗退は決まっています。スキップの吉村さんが五度目のオリンピック挑戦でやっとつかんだオリンピック、というメディアの喧伝に私ものせられているのですが、喧伝のわりに予選リーグで負けが続くとメディアが口をつぐんでしまっているように思えて、いささか憮然としているというカーリングファンの心持ち(同様に女子アイスホッケー、スマイルジャパンの報道についても)。
 今、ちょうど女子のフィギュアスケートのフリーがライブで放送されていますが、気になりつつも、すでにゲームは終わっているけれど結果を知らないカーリングの方を観ています。(おっ!銀、銅、4位!)

 カーリングのファンになったのはもちろんロコソラーレの活躍からだが、2006年のチーム青森のトリノオリンピックから観ているので、カーリング用語はもちろん作戦もすこしづつわかってきて、解説の方は次の次、次の次の次ぐらいまで読んで話をされていますが、ちょっとづつそれも意味が理解できるようになってきました。カーリングは氷上の囲碁なんて言われますが、囲碁以上にカーリングの方がわかるようになってきました(笑)。囲碁は相変わらずよくわからない。^^;
 選手のそれぞれにマイクを付けるようにしたのが、誰のアイデアかわかりませんが、俄然、観る方にしたら応援がおもしろくなりましたね。

 スポーツにはドラマがありますよね。勝っても負けてもドラマがある。物語がある。ま、人間のやっていることだから当たり前だけど。わかりやすいドラマがあります。そこに感動するし、応援するし、泣けちゃうわけです。「わかりやすい」というのがキモですね。
 「江夏の21球」が俄然注目されたけれど山際淳司の『スローカーブをもう一球』(角川書店)は、そういう敗者というか、注目を集めたわけではないアスリートのドラマがいくつか書かれている本で、山際淳司さんがアスリートから言葉を引きだしていきます。僕は何度も何度も繰り返し繰り返し読んだ時期がありました。学校の部活動について考えることがたくさんあった時期です。
 ああいう徹底的な取材のノンフィクションをドキドキしながら読みたいなぁ。南無。

 正確には思い出せないが、昔、開高健が「フィクションの中にノンフィクションが顔を出し、ノンフィクションの中にフィクションが顔を出す。」みたいなことを書いてました。昨今のジャーナリスト、というか大手メディアということなんですが、報道というノンフィクションの中に、フィクションというか作為を強く感じるようになっている私は、何を信じていいのか、よくわからなくなっているのですが・・・。でもスポーツアスリートの笑顔と涙は信用したいです(笑)。

 オリンピックで勝った人も負けた人もみな若い人たち。これからも人生はどんどん続きます。勝っても負けてもオリンピアンという、才能と努力でつかんだ輝かしいスタートです。いや、ホンマ、まだスタートなんですって!
 オリンピアンの頑張りが世界の力になりますように。わしもまだまだ頑張らねばならんなぁ(笑)。

雨水とパレットを三枚自作したことと缶ビール


↑パレット三枚、完成しました。概ねいい感じ(笑)。

19日(木) 二十四節気の雨水
 朝から晴れましたが、風が冷たく寒い一日。伊吹山が青空に映えていたぜ。

 午後は昨日の続きでパレットを組む。なんとか三枚完成しました。ありがたい。三日かかりました(笑)。これでどんどん播種して、発芽機に入れて、芽が出てきたらじゃんじゃん苗代に並べるぜ。うーむ、どうぞいい苗ができますように。たのむぜ。

 缶ビールの落書き、やはり、いつもの500ml缶じゃないとな、というわけで、お手本にはこだわらずいつもの自分のスタイル(笑)で描いてみる。こちらのほうが描きやすい(笑)。


↓透明水彩絵の具で彩色。

↓旧暦一月三日の日没後の残照。日が長くなってきました。色が美しくて窓からパチリ。二十四節気の雨水です。

パレットが一枚完成。あと二枚作る予定。


18日(水)
 午後は昨日カットした材をパレットに組んでいきました。先に軽くドリルで木ネジの穴をあけて、木ネジでしめていく、という作業でインパクトドライバーが活躍してくれました。というか数が多いので道具がなければとても回せないですね。
 苗箱を載せるパレットなので、精密さはあまり必要ない仕事ですが、効率と正確さを求めて作業するぜ。でもなかなか時間がかかります。

 三つ作るうち完成したのは一つで、後二つは途中だったのですが、歯医者さんの予約時間になったので、今日はここまで。

 午後からは北風が強くなり、雨になり、霙になったりもしました。

 スケートのチームパシュート銅メダル、カーリングのイタリア戦、フィギュアのショートプログラムを少し、応援する。

 教科書にしている『シンプル・スケッチライフ』に掲載されていたお手本のビール缶を真似して描いてみる。シュルシュルと速く描くことをわりとすすめられているので(たぶんデッサン力をあげるために)シュルシュルと描きたいが、そうもいかない(笑)。

19日(木)
 曇ってはいるが風が強くて寒い朝。
 早朝、テレビを点けたら、カーリングのイギリス戦を中継していた。後半だけ応援できた。なかなか氷の状況を読むのにも苦しんでますね。ってイギリスがスバラシイショットを連発。

旧正月の青空に映える伊吹山と木材をカットしたこと


↑旧正月の青空に映える伊吹山

17日(火) 旧正月
朝から晴れる。風は冷たいが伊吹山も青空に映えている。
午後、ホームセンターに行ってツーバイフォーとワンバイフォーの木材を買ってきて、丸ノコでカット。
フォークリフトで使うパレットを三枚作るのだ。この手のホワイトウッドの木材、昔は安いと思っていたのに、いつの間にかすごく高くなっている。別にきれいな材でなくてもいいので、同級生の大工の棟梁に頼んでも良かったのだが・・・。出芽機にも使いたいので、サイズをきちんと合わせたい。丸ノコでカットする。今日はカットだけ、組むのはまた次に。

↓どうやって切るのが正確で効率がいいのかわからないが、並べて一気に切ったぜ。

新聞のコラム記事と新しい絵の具のカラーチャート

↓昨日の日本農業新聞のコラム記事。
選挙結果についてどうこう言うつもりはもはやありませんが、みんなあまり食べ物というか食料のことに目を向けなかったんだな、ってことはわかります。
あんなに米の値段が高い高いと大騒ぎだったのに。なぜなんだろう?コラムの内容は当たり前の、当たり障りのない内容です。

 実は絵の具を買いました。大人用の24色の透明水彩絵の具です。あーた、ウインザーレモンにウインザーイエロー、ウインザーバイオレットにウインザーブルーですぜ。なんだかよくわからないがセルリアンブルーなんてのもあるぜ。なんだか高貴な色の気配です(笑)。たのむぜ。
 今までの絵の具が雑誌の付録の12色の絵の具だったので。でもその付録の絵の具で20年ほど楽しめたので、いいんですけどね。さっそく新しい絵の具のカラーチャートらしきものを作ろうと思ったのですが、いささか失敗。黄色系とか色の違いがもう少しよくわからないし(笑)。


ここ最近の最高気温と降水量と水彩スケッチ


長浜市のこの2ヶ月の最高気温と降水量

15日(日)
 暖かい一日。春の気配。ここ数日暖かくてありがたいが、また明日は寒くなるとのこと。


↑いきなり瓶のスケッチは難しすぎるのだが、ま、いいのだ。瓶の底のウイスキーの輝きがまったくないのがあれだが・・・(笑)。

 16日(月)
 昼前から風が強くなって冷たい。昨日と比べると一気に寒くなる。最高気温は10.6度。でも平均気温は7.4度なので、すこしまだ高いくらい。
 朝、少し事務仕事。それから検査を受けた有機大豆を農協に引き取りにいく。
 なんで、このところ透明水彩絵の具の彩色の落書きにハマっている以下というと、B6速写冩男『シンプル・スケッチライフ』(BNN)を読んだから。
僕は勝手に永沢まこと氏を先生と思って本を買って読んで真似して描いていたのだが、2022年の1月に85歳で亡くなられたんですよね。それからはあまり水彩スケッチもしなくなってしまったのですが、ふっとネットでオススメされたのがB6速写冩男氏。台湾の人らしいが、その作風が、というか描き方が永沢まこと氏に似ているんですよね。黒のペンで描いて、透明水彩絵の具で彩色するというスタイル。
 本の表紙の絵も好みで、真似して描いてみたくなります。

 ほんとうは僕に必要なのはデッサン力のような気がするのだが(笑)、ちょっと描かずにいるとすぐダメになってしまうんだなぁ。ま、字の稽古も同じだけど。