現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えの第二弾を開始と新規採用の二人が研修にこられたこととコオイムシ


19日(日)
 午前中は先日播種した「コシヒカリ」を出芽機から出して苗代に並べる。
 午後は「尻踏み」。


20日(月)
 本当は今日から田植えができるのだが、午後から雨という予報だし、強風なので一日延期する。
 精米と事務仕事など。


21日(火) 小満
 昨夜は風も強かったが、よく降って田んぼは満水状態。今日から田植えの第二弾開始なのだが、満水状態では田植えができないので、少し落水の時間をとって、午前中は精米など。午後から田植え。「コシヒカリ」から。朝から晴れてきたが、今日もけっこう風が強い。予定通り田植え終了。


22日(水)
 晴れる。終日、田植え。午前中はほとんど無風だったが、午後からは風が出る。
 今日と明日と県の新規採用された農業関係の職員さんの農業体験研修ということで、二人がうちに来られた。ということで一緒に田植えをしていただく。ま、若い人だし覚えるのも早いのでどんどん田植え機にも乗って植えてもらいました。田植え機の操作等については長男があれこれ教えてくれて、田植え機にも同乗してあれこれ指導してくれました。長男にもいい経験になったはず。


 そうそう、このところ毎朝、畑のイチゴが赤らむのでいただいている。昔ながら小さくて酸っぱいイチゴだが、これはこれでなかなか私は好きです(笑)。



 そうそう、20日の中日新聞の滋賀版に「有機農業認証、県が後押し 農家へ補助金や研修」という記事が載った。これはもう一ヶ月ほど前の4月19日に行われた研修会のことが、今ごろ記事になっている、と思って記事を読み写真を見ていたら、なんと私も写っているではないですか(笑)。「おい、中日新聞に一ヶ月も前の研修会の記事が載っていて、わたしの写真が載っているぞ!」と奥さんにご報告申し上げたが、「え?なんの研修会?」と返事は返ってきたが、その後はなんの反応もなし(笑)。


 そうそう、冷蔵庫の奥に真空パックになっていた鮒ずしを切ってもらう。昼食のおかずに。いやー、うまいわぁ。


そうそう、新聞記事といえば。5月18日の日本農業新聞の「食の履歴書」というインタビュー記事に吉田照美さんが登場していた。記事の最後の段落になんだか笑ってしまった。吉田照美氏が庶民なのかどうかは僕にはわからないのだが。



そうそう、田んぼの隅に吹き寄せられている藁クズや代かきで浮いた草などを取っていたら、コオイムシを見つける。背中の卵の一部は孵化しかかっているのかな?


今年も田んぼでコオイムシを見つける



そうそう、困ったことに、カープが9連勝で、いつの間にか首位になっていた。開幕から5カード連続で負け越したりして、借金8の最下位だったのだが、・・・。うーむ。ま、まだペナントレースも1/4ほどだし、これから交流戦がありますから、まだまだ順位云々という時期ではないんだが。セントラルリーグの球団は、このところ毎年のように交流戦ではパシフィックリーグの球団にやられているので、交流戦を終えて順位がどうか、というあたりが前半の目安ですね。まあしかし、明日は試合はないけれど、明後日からのジャイアンツとの三連戦がどうなるかも大きいな。うーむ。9連勝で首位かぁ、困ったなぁ。

最後の播種と「尻踏み」と色づく大麦と清志郎



16日(木)
朝、田回りのあと、六月植えの「コシヒカリ」の播種。播種して出芽機に入れる。今回で最後の播種になるが、浸種しているうちに催芽してきたので、そのまま播種することにしました。浸種は日陰でしていましたが、気温がこのところ高かったので、催芽してきたんでしょうね。ま、それならそれでいいのですが。


午後は長男が「尻踏み」に出てくれて、僕は精米のあと「こなし」に出ました。


小麦はまだ緑色の穂だけど、大麦は少し黄色くなってきました。この大麦はファイバースノウという品種で、小麦のように登熟していくに従って、黒く焦げ茶色になっていくのではなく、白っぽくなってきます。うーむ。麦秋ですな。


新聞にドリス・デイ京マチ子が亡くなったという記事が出ている。学生時代にどういうわけかヒチコックの『知りすぎた男』(1956)が、リバイバル上映されていて、さっそく観てきたO君が「ツジイさん、ヒチコック、よかったですよ。知りすぎた男、ドリスデイのケセラセラ。ま、映画の性格上、詳しくは語れませんがね。ケセラセラスペイン語ですよ。なりうようになるさ、という意味らしいですよ。」などと挑発してくるので、すぐに観にいきました。おもしろい映画でしたね。
京マチ子のほうは『羅生門』も『雨月物語』も観て、すごくおもしろかったけれど、両方とも真っ白の顔だったので、顔の印象が薄いんだなぁ。このまえ観た『赤線地帯』(1956)にも出てたけど。うーむ。



17日(金)
終日、長男と交代しながら「尻踏み」。長男にトラクタに乗ってもらっている間、僕はお米の発送など。それから播種が昨日で終わったので、播種関係のものを水洗いして片付け、作業所の掃除もする。


忌野清志郎が没後10年ということでテレビで特集番組もあったようですけど、観られず。ま、見られなくても別にいいんだけど。もう10年なんですな。なにか動いてるキヨシローをYouTubeで探してみました(笑)。

youtu.be

このときの録音のCD『夢助』をこのところ聴いてます。それから『ロックで独立する方法』(太田出版)を枕頭本にしてます。もっともヒローコンパイの毎日なので、ほとんど読みすすめられないんだけど(笑)。

「尻踏み」と「こなし」と『TOMORROW パーマネントライフを探して』

 朝は田回り。その後、トラクタのアタッチメントをロータリーからドライブハローに付け替えて、「尻踏み」。午後は長男に代わってもらって、僕は小さいトラクタで無農薬の「みどり豊」を植付ける田んぼの「こなし」。油粕を入れたせいか、けっこう大きな草が生えていて、埋め込むのに時間がかかってしまって、二枚の予定が一枚の田んぼしかできませんでした。
 その後は田回りなど。


 シリル・ディオン, メラニー・ロラン監督『TOMORROW パーマネントライフを探して』(2016)iTunesで観る。ドキュメンタリー映画。いくつか賞もとったようですね。なるほど。いろいろ考えさせられる。オーガニックフード、エネルギー、民主主義、経済、リサイクル、農業、教育、とけっこう幅広いことについて、先進的な取り組みをしている世界各地へ出かけていって、当事者に話を聞くという映画です。パーマネントライフというのは「持続可能な暮らし」ということでしょうけれど、持続可能な暮らしって、当たり前のことだと思われてきたのに、このままだといよいよそれが難しいことだということが、よくわかります。「僕自身も小さな子どもがいて、何かしなければいけないという衝動を覚えたんです。それで映画を作ろうということになりました。」とは監督の一人、シリル・ディオンの言葉です。僕は自分の頭で考えなくてはいけないと思いました。食糧問題にしても、民主主義にしても、原発の再稼働についても、とりあえず今さへよければ・・・、というだけでは長続きはしないでしょうね。


 風呂上がりにスワローズ対カープの中継を観ていたが、7回を終わって7対2と負けているし、点数のとられ方もエラーがあったりして、これはどうも負け試合かな、と思っているうちにそのままテレビの前で居眠りしてしまって、ふっと目が覚めたら、テレビは9回裏2アウト満塁で押し出しで7対7の同点に。追いついてしまったではないかいな。球場はなんだかすごく盛り上がっているようだ。これはこれはと思っていたら10回裏に四番の鈴木誠也がサヨナラのツーランホームラン!うひゃー!
 4連勝で、首位のジャイアンツに1ゲーム差の2位まできました。なんだか今年は4月は最下位でしたが、その後もどうも安定しない試合ぶりのようでしたが、・・・。ま、まだまだ負けたり勝ったりでしょうけれど。6月の交流戦がどうなるか、ですな。って、まだ交流戦までは半月もありますな。


 僕は高校生の頃、パチンコや競馬をする大人が嫌いだった。それから夜、プロ野球を観ながらビールを飲んでその試合結果に一喜一憂しながら寝てしまう大人が嫌いだった。
 確か吉野弘だとおもうのだが、”パチンコをする指を笑うな”というフレーズの出てくる詩を読んで、パチンコや競馬をする大人、プロ野球の勝ち負けに一喜一憂している大人のことが、少し理解できるように思えてきた。賭事やビールの晩酌やプロ野球観戦の前提として、日々の労働があるのだ、ということに、やっと気がついたのでした。
 それで今、吉野弘の詩集を二つ本棚から探してきて、ぺらぺらとしてみたのだが、”パチンコをする指を笑うな”というフレーズを見つけることはできなかった。うーむ。吉野弘ではなかったのか?
 ぺらぺらしているうちに、「初節句」という詩に目がとまった。ちょっとした註がついている詩だったけれど、ここでは註はかかない。


      初節句      吉野弘
     小さな墓地に
     鯉幟がひるがえっている

     墓地は畑にかこまれている
     畑には野菜がかがやいている

     食物を得るのも土
     人の葬られるのも土

     地下の家系をひく
     地上の幼いものの祝いごと

     小さな墓地に
     鯉幟がひるがえっている

     遠い親たちの幼い日の
     にぎやかな蘇りのように


時の流れるのは、思いのほかはやいものですな。仕事が忙しいときも、楽しみつつ頑張りたいな。

「こなし」作業とおいしいご飯の炊き方など


12日(日)
 地域の子ども会が花植えをするというので、そのプランターを並べる水路端の草刈りをする。
 その後は終日「こなし」作業を長男と交代でする。「こなし」というのは「荒代かき」ともいうらしい。


 カープが今日DeNAに勝って、ついに貯金1。タイガースと並んで3位に!交流戦までに五割までいけたら、と思っていたけど、予想より少し早かったです。明後日からは2位のスワローズ戦ですから、頑張って欲しいですな。今日のゲームは途中15分ほどをラジオで聴いただけだったけど、先発に回ったアドゥワが完投で失点1。やっと勝ちが付いたのもうれしい。



13日(月)
 朝、一番に精米など。その後、終日「こなし」。


14日(火)
 午前中は「こなし」。午後は苗箱に土入れ作業。それから「こなし」でロータリーの爪がずいぶん減ってきていることに気がついて、爪を新品に交換する。


 カープはスワローズに勝って、三連勝。貯金2。首位のジャイアンツまで2ゲーム差になりました。むふふふ。ええ、ま、勝ったり負けたりなんですけどね。


 そういえば、先日、ラジオでいろいろおいしいお米の炊き方とかを「五つ星お米マイスター」が語っておられましたので、メモしておく。


・五合炊きの炊飯器なら三合から四合炊く。
・水は冷たい方がいい。
・炊き上がったら、そのまま保温するのではなく、しゃもじで1/4づつ軽くふんわり空気をいれるようにまぜてから保温する。


お米の研ぎ方
◦最近は精米機の性能がいいので、お米を研ぎすぎない。研ぎすぎると炊いたときにお米が立たない。
◦お米を研ぐときには、最初のお水がとても大切なので、浄水器やミネラルウォーターのいいお水を使う。それを最初に入れて二、三回かき混ぜて、すぐ水を捨てる。これで10秒程度。
◦二回目からは水道水でいいので、軽く水を入れて汚れを浮かせて捨てる。
◦で水のない状態で、ボールの中に手を入れてシャカシャカシャカと軽く20回くらい回してお米を磨いていく。すると底に乳液のような水がでてくるので、水を入れて浮かせて捨てる。
◦水を入れて汚れを浮かせて捨てることをもう一度繰り返す。
◦今度は水のない状態で、シャカシャカシャカと軽く10回くらい回してお米を磨いく。
◦水を入れて汚れを浮かせて捨てることを2度繰り返す。
◦これで時間的には一分半くらい。これくらいの研ぎ方がいい。


おにぎりの握り方
◦おにぎりは、握りすぎてはいけない。米粒と米粒の間に空気を入れるように軽く握る。軽く握っても崩れません。


お米の管理・保存方法について
◦お米は冷房管理。15度以下で管理するのがよいが、家庭では無理なので、チャック付きのビニールの袋に移し替えて冷蔵庫の野菜室に入れるのがよい。ただ5kgも入らないので、一回に炊く量(二合とか三合とか)を小袋にわけて入れて、冷蔵庫の野菜室の下に敷き詰めるようにしておいて、その上に野菜等をおくようにすると、お米が保冷材やクッション材の役目をするので、野菜や果物が傷まない。
精米したあとの白米は常温ではだいたい二週間で味が落ちはじめるが、冷蔵子中ならだいたい一ヶ月半くらいは大丈夫。だから買う量も少なめに買うのがよい。
◦たくさん買ってしまった場合は、買ってきた袋のまま蒲団の圧縮袋に入れて、掃除機で空気を抜いて真空状態で保存すれば一年近く常温で保存できる。


古米をおいしく炊くには
◦白米が匂ってしまっているような状態だと厳しいが、そうではないのなら、金網のザルに白米を入れて、水をかける前に、そのザルにお米をこすりつける。すると表面の酸化した、汚れた、乾いた古い部分がこそげ落ちる。要するに再精米したのと同じようになる。あとは普通に水を入れて研いで炊けばおいしく炊き上がる。


お米のブレンドについて
◦「コシヒカリ」と「ササニシキ」を7:3の割合でブレンドすれば、おいしいお寿司用のお米になる。
◦粘りを抑えたいときに、粘りのあるお米を7、粘りの少ないお米を3の、7:3でブレンドして炊けば、粘りだけを抑えたおいしいご飯になる。


タイマー炊飯について
◦夜のうちにお米を研いで、タイマーをかけて、朝に炊き立てご飯を食べる場合は、お米の浸水時間は2時間が限度で、それ以上浸水すると御飯が柔らかくなりがちなので、少し水の量を控えるといい。もし炊飯器に「シャッキリモード」など、硬めの炊き方が選択できるのなら、硬めのモードを選んで炊くとおいしく炊き上げることができる。

とのことでした。
 なるほど。冷蔵庫の中は野菜室がよかったのか。なるほど。知っていることも知らないこともあったけれど、お客さんには、ときどきお米の保存方法について質問されることがあるので参考になりました。

久しぶりの更新と田植えの第一弾の終了と・・・、あとはなんだ?

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2日(木) 八十八夜
 午前中は畦畔ブロックの裏の土を取る作業。
 午後は「尻踏み」。


3日(金) 憲法記念日
 終日、「尻踏み」。お昼に精米など。


4日(土) みどりの日
 終日、「尻踏み」。夕方、麦の圃場の畦畔の草刈り


5日(日) こどもの日
 午前中は「尻踏み」。お昼に精米など。午後は畦畔に波板シートを入れたりする。


6日(月) 立夏 振替休日
 午前中は温湯消毒。
 午後は田植えの準備。


7日(火)
 終日、田植え。


8日(水)
 終日、田植え。お昼に精米など。


9日(木)
 終日、田植え。あと夕方、精米と配達。


10日(金)
 終日、田植え。夕方、田回り。


11日(土)
 終日、「こなし」。お昼に精米など。夕方に田回り。
 暑い!今日は27.4℃まで上がったらしい。
 最高気温が25℃以上だと夏日。30℃以上だと真夏日。35℃以上だと猛暑日。えーっと最低気温が25℃以上だと熱帯夜。一応、復習しておきます。


 というわけで、久しぶりのブログの更新になってしまいましたが、概ね三回にわけてする田植えの第一弾が終了しました。初日こそ強い風に苦労しましたが、その後は穏やかな田植え日和でありがたかったです。
 あまりに久しぶりなので、ブログを書いたりアップしたりするときに便利なショートカットなどを忘れてしまっていて慌てる(笑)。僕はわりとこの手のショートカットキーを割り当てたりということが好きで、パーソナルコンピューターはやはりカスタマイズできないとなぁ、とコンピュータを使いはじめた頃、よくつぶやいていたのでした(笑)。うーむ、あの頃は今以上にコンピュータのスイッチを入れることが楽しかったような気がします(笑)。うーむ。久しぶりの更新なので(笑)という記号を入れるタイミングもよくわからなくなっている(笑)。


 しかし知らないうちに、っていや、気がついてはいたけど、ブログの更新のときに八十八夜も立夏も記録できずに過ぎてしまったな。僕は百姓なのでこういう二十四節気とか立春から数えて何日目というような雑節と言われるものには、ちょっと関心があるのです。やはり農事暦として一つの目安になりますので。ちなみに(笑)、雑節には他に土用とか彼岸とか半夏生二百十日とかもありますね。


 これも10連休が終わったところでガシャガシャと作ってYouTubeにアップしておいたのですが、これもブログに載せられなかったので、ここで貼り付けておきます。


GW後半の辻井農園2019

 いろいろ写真も撮ったし、書きたいことはたくさんあるような気がするが、すぐに思い出せないぜ(笑)。ま、また思い出したら書くけれども・・・。
 昔、1992年の頃。


【CM 1992】SUNTORY CREST 60秒×2

というサントリーのCMがあって、
        時は流れない。
        それは積み重なる。
というコピーがカッコよくて、なんとも感心したものですが、こうやってあれこれ思い出せないことが多くなってくると、ま、積み重なるものもあったけれども、おおかたは流れ去ってしまったなぁ、とも今では思うのでありました(笑)。

なんだか雨と曇り空、「こなし」作業とデスクマット


4月30日(火) 国民の休日
 朝、平成最後の目覚め。雨が降っている。すぐに平成最後の犬の散歩。それから苗代を見にいったら、昨夜からの雨でプール苗代が水位が上がっている。うーむ。昨夜はけっこうな雨量だったんだろうな。確かに雨音がしていたし。すでに葉が伸びてきている苗なら何ともないが、昨日並べたばかりの苗箱には影響大。すぐに端の板を外して溜まっていた水を流す。もちろん板は低くしてあまり水が溜まらなくしておいたつもりだが、思いのほかたっぷり溜まっていた。ちょっと心配だ。酸素不足だと芽が出てこないことがあるので・・・。ま、気温はそれほど低くはないのがありがたい。これ以上は心配しても仕方がないので、頭を切り替えよう。
 午前中は平成最後の精米など。
 午後はトラクタに乗って平成最後の「こなし」に出る。こちらも雨で田んぼに水がたっぷりなので、いささかやり難い。終日、曇り空、時々雨、というお天気で、平成最後の日没は見えなかったが、18時過ぎまで頑張る。


 こうやって書いていくと「平成最後の・・・」という表現がいかにばかばかしいものか、わかりますね。今日で天皇陛下が退位されます。「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と憲法にサラッと書いてありますけれども、よくよく考えてみればこれほど難しい役目もありません。でも実質的に立派に務めていただいたと思っています。
 天皇という地位は戦後の新憲法でがらっと変わってしまったわけですが、坂口安吾の「天皇陛下にささぐる言葉」というエッセイは昭和23年の1月に出たものですが、安吾のファンとしては、何度も読んでいます。「実質的」ということをいつも考えさせられます。充実した労働があり、それによって経済的にも安定して暮らせていけること。家族が助けあって尊重しあい、それぞれが健康で自信を持って生きていけること。そのあたりが「実質的」で基本だと思うのですが、こういうことは元号が変わってもあまり変化はないでしょうね、気分は少し変わるかもしれませんが。暮らし向きの変化は本当は政治が変わらないといけません。


 昨日からのトラクタ作業でなんだか肩が凝る。夕方、コンビニで「ジョニ黒」を見つけて買ってみる。むふふ。また「ジョニ赤」とは違って、ちょっとストロングでウマイ。でも「ジョニ黒」って、こんな味だっけ?


 カープのラジオ中継を聴いているが、タイガース戦だし甲子園での試合なので解説は赤星憲広だし、実況は小縣裕介で、もろタイガースサイドの解説と実況。まあ、それはいいとして、小縣アナウンサーの実況はなかなか盛り上げるし、うまいんだろうけど、カープファンとしては、いささか腹が立つ(笑)。カープも8連勝のあとの3連敗。ま、勝ったり負けたりですな。ボチボチ行きましょう。頼むぜ。



5月1日(水) 天皇即位の日
 朝から雨。今日も苗代を見て回る。うーむ。大丈夫か?頼むぜ。
 午前中は昨日の「こなし」の続き。さらに午後も。
 夕方近くになって「こなし」も一段落したような気がしたので(ええ、実際は一息つける状況にはないのですが(笑))、「こなし」で使っているアタッチメントのロータリーをザッと水洗いして、ブロックマスターというアタッチメントを取り付ける。ブロックマスターという器具は、畦畔ブロックの畦裏の土をきれいに剥がしとるものです。毎年説明しているような気がするが、要するに畦畔ブロックが入っているところはロータリーがコンクリートのブロックにはギリギリにしか近づけないので、ブロック際にどうしても草の生えている部分が少し残るんですね。それを根こそぎはぎ取ってしまう器具なんですな。
 で、まあ17時を過ぎていたが試運転をしようということで、長男とあらためて出動。思いのほかきれいにはぎ取れました。さて、明日はこのブロックマスターから作業ですな。


 ラジオではジャイアンツ対ドラゴンズの中継しか入ってこない。甲子園のカープ対タイガースにチューニングしたいのだが、どうも電波がひろえないようだ。ネットで速報をときどき見ながら作業していたが・・・。どうも4連敗ですな。いやはや。


 そういえば、黒いデスクマットなるものを買ってみた。僕の机はもう二十数年前に自作した畳一畳ほどの広さのある松の無垢材でつくったなかなかの一品であります(笑)。
 なぜ松なのか?家具ならばもっと違う材を使うべきではないのか?というお声があるのはもちろん当初より知っているが、近所に住む同級生の大工をやっているS君に相談したら、「まあ、なんでも言うてくれたら、入ってくるけど、ヒロアキちゃん、おまん初めて作るんやろ?その机。工具もまだないんやろ?おまんの言うてる材のサイズやと、ナラとかブナとかクリとか言うてたら、材だけで最低でも10万はするで。ちょっと美しい木目のそろった材とかなったら、軽く50万くらいはするで。まずは練習やな。一つうちの工場にある材で作ってみーな。」という実に実質的な助言をいただいて、松で作ってみることになったのでありました。ええ、言われていた通りヤニが出ます。ヤニの出る家具などあまり聞いたことはありませんね。何度も雑巾や消しゴムで滲んできたヤニをとりました。でもそれも二十数年経つとおさまりました(笑)。材も歳をとったわけです。
 そんなこんなで私の習作時代の、ええ、いや、あえて習作時代としておきましょう、習作時代の松の机もいい感じになってきたのですが、最近、私はときどき万年筆を使うようになってきました。こうなると年輪の木目がハッキリ浮き出てくる松だとたいへん書きにくいわけです。いや、まあ、それは鉛筆でもボールペンでも一緒で、年輪の木目のところでガタガタするわけですから。いや。最初からガタガタだったわけではないんですよ、あーた、カンナをかけ、サンダーをかけ、最初はツルツルだったのです。あ、いやいくつかある大きな節のところを除いてはね。でも使っていくうちに木目が大きくハッキリ出てきて、ガタガタになってきたのですな。そうなると下敷きの出番です。ずっと紙を何枚か敷いた上で書いてきたのですが、それもある程度の枚数が必要ですし、薄めのボール紙を敷いたりしてきたのです。が、先日、掃除をしているときにBiNDというか"ID for WebLife"のオマケの小さなデスクマットが出てきたんです。これがなかなか使いごこちがいいということに気がつきました。"ID for WebLife"って、もう10年くらい前に買ったソフトだけど。ですが、これはオマケなので、裏が紙でいかにも安っぽい。大人が愛用する代物としては見るに堪えないものなので、ちょっとネット検索して、こういうものはピンキリですから、ぎりぎり見た目の良さそうなものを選んだわけです。でもちと大きすぎたかな?ま、あまり高級感もありませんが、しばらく使ってみようと思っています。

「秋の詩」を苗代に並べることと「こなし」作業と新緑の季節


 朝、田回りのあと、「秋の詩」の苗箱を苗代に並べる。予定より一日早く、まだ芽が充分には出てきていないが、明日は雨になりそうだし、土から上には出てきていないけれど、土の中ではもう根も芽も出てきているだろうから、並べることにしました。(ところが写真を撮り忘れる。いやはや。)
 その代わりというか、もうすぐ田植えする予定の苗に被せていた不織布を外す。最初なかなか緑化しなくて心配した苗だけど、きれいに伸びてきていて、ありがたい。


 午後は「こなし」作業でトラクタに乗る。小さい田んぼばかりだったし、石ころの多い田んぼで、もう一つはかどらない。



 芽吹きの季節を迎えています。朝の散歩道でもケヤキはもちろんアベマキもナラガシワも芽吹いてきました。でも木々の芽吹きは一斉ではありません。それぞれにふさわしい最適な時を測って葉を出してきます。だんだんそういうことが私にもわかってくるようになってきました(笑)。
 滝沢亘は1925年生まれ。1966年、41歳で亡くなっています。結核を患ってサナトリウムに入りながら歌を詠みました。最近『白鳥の歌』という歌集を知りました。「白鳥の歌」というとシューベルトを思い浮かべる人は多いかもしれませんね。中島みゆきの「白鳥の歌が聴こえる」の人もいるかも。僕は庄司薫の「白鳥の歌なんか聞こえない」を思い出しますが。
 萌え立つ緑の中で療養生活を続ける作者の心持ちがなんとも静かです。と深夜に雨音を聴きながら新緑のケヤキに思いをはせている私なのでありました。