現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨上がりの苗代の確認と温湯消毒と孫のキックバイクと「丸腰でゆく」


↑菜の花(アブラナ)は終わってきたが、へアリーベッチがけっこう盛り上がってきた。

17日(水)
 もう水曜日なのに驚く(笑)。いや17日なのにも驚いているのだが。
 朝目が覚めたときには、ちょっと雨が降っていたが、コーヒーを飲んで外に出たときには、雨が上がっていた。
 苗代の確認。雨のおかげで水を入れることもなくてすませられる。
 それから温湯消毒の準備など。500Lの水を溜め、その500Lの13℃ほどの水を60℃まで上げなければいけないので、けっこうな時間がかかるのだ。

 大麦の圃場で水路からの水漏れで水が溜まっているところがあって、当然、大麦もうまく生えていない。で、水を溝に逃がすようにスコップであれこれ手当てする。こんなことももっと早くやっておくべきなのだ。わかってはいたのだが、こんな時期になってしまった。収量はともかく今やっておかないとコンバインがうまく動けないのは困るし。
 それからホームセンターでちょっと買い物、さらに中古の洗濯機(7L)を16500円で購入。高いのか安いのかわからない。ヤマダデンキブランドの洗濯機。もっとも使うのは籾の脱水なのだが。

 で、やっと60℃になったので、「秋の詩」と「きらみずき」と「みどり豊」の温湯消毒。みな有機栽培の種籾。
浸種している種籾を観察していたら、すでに白い芽が少し出ている種籾も観られたので、催芽せずに(水温を28度まで上げずに)、明日播種することにする。これで水温を上げる と前回のように芽が伸びすぎてしまいそうなので。
 温湯消毒を終えたら13時半だった。やれやれ。

 午後は大麦の圃場の草刈りをして、夕方、次男に手伝ってもらって、苗箱を作業所に運ぶ。

 現在、このあたりでは日の出は五時半頃、伊吹山地があるので。日の入りは18時過ぎ。こちらも湖西の山々があるので。近江は真ん中に淡海をたたえる盆地ですので。

 孫がキックバイクを上手に乗りこなしている動画が送られてきた。まだ3歳にもならないのに。私は自転車にはちょっとしたトラウマがあって最初に失敗して、買ってもらったのは早かったはずなのに、補助輪が外せなくて、小学2年生で乗れるようになりました。それまでは自転車に乗らずにずっと走ってました(笑)。友達は幼稚園か一年生ぐらいで乗っていたので、友達の自転車と同じスピードで走っていっしょに遊んでいたんです。笑えるけど、今から思うと立派だなぁ(笑)。
 そんな自分と比べるとまだ3歳にもならないのにキックバイクに乗っている孫はスゴイです。今どきはそうなのか?うーむ。

日本農業新聞のコラム記事。そういえば数日前に紙で指を少し切ったばかりだったので・・・。紙を捌くのは、たぶんわりと得意です。1000枚でひと括りになっているあの紙の間はあまり空気がないので、一枚一枚の間に空気を入れるの作業が「紙を捌く」という作業です。泉茫人の歌の出来は私にはよくわかりませんが、歌集のタイトル『丸腰でゆく』がすごく気になりました。かっこいいですな。丸腰という言葉は子どもの頃にはよく使われていたような気がするのですが。