今日は、午後雨が降るという予報で、何時から降りはじめるのかなぁ、というのが、朝の疑問。
午前中は五月中旬植えの「コシヒカリ」の温湯消毒と浸種。いつも基本通り60℃の温湯に10分間というやり方だが、60℃の温湯に常温の種籾を浸けていると温度が下がるので、62℃の温湯に種籾をつけて、かき回していると、10分間で温度が下がってきて59℃になる。そういうやり方で温湯消毒をしています。
田舎の農業用語で消毒というと、たいてい化学的な農薬を使うことだったりするのですが、これは正真正銘の温湯消毒です(笑)。ばか苗病などの菌を60℃の温湯で死滅させます。
本格的に雨が降るのは15時過ぎという予報なので、今日も早い昼食をとって、大豆後の圃場の荒起しに出る。荒起しといっても昨秋に一度収穫した後の豆をすき込んであるのだが、草がずいぶん生えてきているので、起こすことにしたのです。
予報通りというか、15時ぐらいから雨。今のところそんな強い雨ではないすが、風がそこそこ吹いてますな。
午後、コンビニに寄ってビールやら日本酒やらを買ったら、レジで「今、スピードくじをやっているんです。4枚引いてください。」と言われる。なるほど、ローソンのコンビニではときどきスピードくじをやるんだ。当たったことは、滅多にないんだけど。
ところが、四枚のうちの一枚が当たりで、「ユンケルローヤルC2」が当たった！レジのお兄さんも、「あ！当たりましたよ！これ、500円くらいするんですよ！大当たりですね！」などと盛り上げてくれる。
あたしゃ、こういっちゃ、なんですけど、ローソンのコンビニはほとんど毎日利用して売上に大いに貢献(笑)しているので、まあ、たまにはこれくらいのサービスがあっても、当然だろう、と日々飲んでしまっている缶ビール二本の量と、500円という、30mlの栄養ドリンクのコストパフォーマンスを思案したことでした。
でも、この季節、滋養強壮・肉体疲労に効果ありという栄養ドリンクはありがたいな。
「ユンケルローヤルC2」はオウセイ流エキスとローヤルゼリーが成分ということですが・・・。普段、まったくこの手の栄養ドリンクを飲まないので、よく知らないのですが、ローヤルゼリーは、例のミツバチのあれですわな(笑)、ミツバチの咽頭腺で作られる乳状物で滋養強壮のあれですわな。オウセイ流エキス？うーむ。オウセイというのは黄精で、ナルコユリの根茎から抽出したものらしいです。なるほど。って、まあ、そういうことですわな。「ユンケルローヤルC2」を飲んだからといって、うちに五人目の赤ちゃんが産まれるというわけではなさそうです。(笑)
昔、開高健がベトナムにいたころ、「これを飲めば、ノンノンズイズイ、あっちの方、大丈夫ね！」と言われて、粉末、ドリンク、さまざまな強精剤を売りつけられて、試してみたけれど、「ウン？もなければ、スン？も、ないのだ。」といういうようなことを書いていたけれど、そういうことを書きたくなる開高健の気持ちが、今はよくわかります(笑)。ノンノンズイズイとまでは申しませんが、ズイズイのズイぐらいは、効果がないものかなぁ、と期待したりするのだが、はて？このズイは、どこにむけてのズイなのか？
『Clifford Brown And Max Roach』のCDを聴く。レコードは持っているのだが、なんだか音質がまったく違いますな。とても生々しくきれいになっている。このレコードは中学生の時に買ったのだが、えーっと40年ほど前にことになります。
ウヒー！スゲー！どの曲もどの曲もブラウニーのトランペットが炸裂してるんだもん！まあ、こうしてアルバムを最初から最後まで、15年ぶりに聴いたような気がするのだが、ちゃんとテーマやクリフォード・ブラウンのソロは覚えていて、口で追えるのがうれしく、また笑える。
ビールと共に買った日本酒は『千壽 久保田』コンビニに並んでいるので驚いた次第。えーっと20年くらい前は、幻の(？)名酒だったはず、720mlでそこそこの値段でしたから、まあ、あれでしたが、20年ぶりぐらいに飲んでみました。ええ、淡麗辛口ですが、なにか旨味というか日本酒の華やかさが足りない感じ、って、あーた、わかるんかいな、そこまで言っていいんかいな、と自問するわけですが、千壽、万壽と言われていたわけですから、うーむ。万壽なら、うっとりさせられたのかも。あ、いや、充分うまいんですけどね、「ユンケルローヤルC2」が効いてますから、舌が敏感なんですわ(笑)。
