現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田植えはじめました。


↑畑の初物のイチゴ。酸味は強いけど、甘味がもう一つ(笑)。でもおいしい(笑)。

4日(土) みどりの日
 朝、田回り。
 その後、「尻踏み」。お昼前に長男と交代。苗代の水管理をして、午後は畔塗りに出る。先日刈ったへアリーベッチの圃場と雨で塗れていなかった圃場。一枚はやっぱりトラクタが沈んで塗れずに引き返す(笑)。
 夕方、明日から田植えをするので、その準備のあれこれ。



↑今日植えたばかりの田んぼに夕暮れ。

5日(日) こどもの日
 朝、田回り。その後苗代の苗を積んで田植えに。
 終日、田植え。
 早朝は無風だったが、田植えをはじめた頃から風が吹きはじめる。その後、強風。強風に難儀する。

 天気予報では、気温や降水確率の話はするけれど、あまり風の話にはならない。でも百姓にとっては風の強さは仕事のあれこれに大いに影響するので、お天気おねーさんの話とは別にネットで風速を確認します。いつも思っているのだが、世の中の人はお天気はあれだが、風速に無頓着なのだろうか?

 風が強くて難儀した故、おおいに疲れ申した。まだ田植えははじまったばかりじゃが(笑)。

 そんなこんなで、ビールを飲んで『光る君へ』を観ていたら、寝落ちしていた。道兼はしかし一度は関白になっていたのか・・・。知らなかった。道兼の死因はしかし疫病ではないと思うのだが・・・。東三条殿はやっぱりいろいろオモシロイ人物だったのでしょう。橋本治の『双調平家物語』では、どう描かれていたんだったか?
 白居易の新楽府が出てきましたね。『白氏文集』。「白居易が民に変わって時の為政者を正しているものなんだ。」「どういう風に正しているの?」「うん?読んでいないから知らない。」ま、ここは笑わせる脚本なんでしょうけれど。藤原為時岸谷五朗にすこし説明してほしかったところですな。白居易の「新楽府」五十首として有名(?)なのですが、読んだ記憶はあるのですが(授業で習った?)、何にも覚えていません(笑)。風刺、風諭詩なんですよね。世の中への批判なんですけれど、裏金問題とか、能登半島地震の復興対策の遅れとか、円安と日銀の介入とか(なにげに円安問題は暮らしにジワジワきますよね。)批判の渦はたくさんあるような気がするので。
 しかし、なんですな。吉高由里子がクスッと笑うと世界が変わりますな(笑)。

 明日も田植えの予定ですが、今夜も風は吹き荒れるようです。そして明日も。どうなる?やれやれ。