現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

有機「コシヒカリ」の播種のトラブルと北海道ワインと「こなし」と畦畔の草刈り


13日(月)
 朝、田回り。それから少し事務仕事。
 その後、有機コシヒカリ」の播種。445枚。最初、今年買った苗箱洗い機を初めて使ってみる。思ったほどにはきれいになっていない気がしたが、考えてみればもう30年以上使い続けている古い苗箱ばかりなので、新しい機械だからといって、新品のようにきれいになるわけがないのでありました。1時間半ほど苗箱洗い作業。その後播種。だがこの播種でもトラブった。浸種を結局3週間ほどもかけたので、水は二日に一回は交換していたのだが、替えても替えてもすぐに水に粘り(?)が出てしまって、さっと洗って脱水機にかけたのだが、粘りがとれなかったらしく、最初、5、6枚はきれいに落ちてきても、その後はうまく落ちてこないのでありました。やれやれ。きれいに落ちない、ムラのある播種となると田植機ではまともな田植えができないので、焦る。しかも覆土してしまうと、種の落ち方がわからなくなるし。大いに焦る。
 それで、もう一度流水で種籾を洗って脱水機にかけることに。桶に水を溜め、水を流しっぱなしにして、ジャブジャブと洗い直す。で、やってみたが、まだうまく落ちない。いよいよ焦る。でも別の袋の種籾に交換してみたら、なんとかうまく落ちはじめました。脱水機にかけたあと、少し時間を置いて、さらに乾き加減にしたのが良かったのかも。
 その後は種籾の落ち具合をずっと確認しながらの作業でしたが、なんとかうまく播けたようです。
 すべて播き終わって、ざっと掃除をしたら19時半。あたりは真っ暗でした。結局445枚の播種に一日かかってしまったことになる。やれやれ。

14日(火)


 そうそう午前中1時間半ほど有機大豆の契約について、ちょっと相談がありました。

15日(水)
 朝から田回り。その後「こなし」。 お昼前に長男と交代。
 僕は午後、来年度令和7年の転作のブロックローテーションの案内を他所からうちの村で稲作されている方に案内をつくって、配る。配れないところ3件は郵送した。
 その後、日没まで畦畔の草刈り。

 大相撲がはじまっている。宇良は4連勝!ちょっとどうよ。怪我に気をつけてよ。遠藤は8年ぶりに十両に陥落して、・・・ところがこれまた4連勝!東十両3枚目という番付だが、頑張ってほしい。
 田んぼから帰ってくるとすでに相撲は終わっているので、ネットで確認できるのがありがたい。

 デイビッド・サンボーンの訃報。「サンボーンはここ数年、前立腺がんと闘っていましたが、合併症のため、5月12日に亡くなりました。78歳でした。」
 高校生の時から聴いていますが、やはりこの人のアルトサックスの音は気持ちがいいとずっと思っていました。たぶん初めてデイビッド・サンボーンの音を意識したのはリンダ・ロンシュタットの “Ooh Baby Baby” だったと思う。 人気でしたからたくさんアルバムも出してましたね。