現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

風が強く、冷え込んだ

朝、昨日播種した「日本晴」の苗箱を苗代に下ろすかどうか迷いましたが、風が強く、気温も低かったので、もう一日待つことにしました。昼前からよく晴れてきましたが、相変わらず北風は強く寒いです。


お昼に次女を連れて本屋とレンタル屋さんにいく。ほしい本やDVDはあったのだが、なんとなく見つからず、次女が買ってくれと言った『NARUTO』のマンガ3冊とジブリのDVD『パンダコパンダ』と『千と千尋』の二枚と消えてしまった(消してしまった)iTunesのたくさんの音楽を復活させるべく、ドリカムのCD三枚をとりあえず借りてみる。レンタル屋さんのレジのオネーサンに「三枚のうち二枚は以前に借りておられますけれども、大丈夫ですか?」と確認されてしまった。いやはや。ちゃんとデータが残っているんですね。やれやれ。しかし、大丈夫ですか?、っていうのも、聞き方として大丈夫か?(笑)。みんな「大丈夫です!」って返事しているのかな?僕は「あ!!かまいません。」と返事しておきましたが。


ドリカムって、不思議なんだなぁ。昔、知り合いの女子というか、知っている女の子のほとんどが「ドリカムが好き!」って言ってたんだけど(雑誌『Outdoor』の表紙モデルをしていた田中律子が大ファンです、と言っていて、それで気がついたら周りの女子はみんなドリカムファンだったんだけど)、でもその時は歌詞の日本語がうまくメロディにのっていないのではないか、というような疑念がどこかにあって、落ち着かなかったのですが、数年前に「サンキュ!」は名曲だからと教えられて、と同時に田中律子も「サンキュ!」の歌詞が泣けるんです、と言っていたのを思い出して聞いてみたら、女の友情の歌で、男の僕でも本当に泣きそうになってしまって、これで参ってしまいました。あと「2人のDIFFERENCE」とか。そうか、そういうことだったのか、となんだかファンになってしまったのですが、長女なんかには、世代が違うのか、もひとつピンと来てないか、「ドリカムええやんか」と言ってみても「吉田美和の歌唱力、抜群やんか!」と言ってみても、なんだかなぁ、というところ。たぶん、ちゃんと歌詞が聴けてないのかもしれない。


疲れなのか万愚節のせいか、玉露による夜更かしのせいか、日付を間違えてしまった。うーむ。以下は4月2日の分のブログです。

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4月の2日。旧暦では2月の29日。如月の晦でありました。
さて、昨夜は催芽機に入れて28℃の温度の水に浸けてある種籾を何度か夜中に確認しにいく。芽が出過ぎると、これはこれで播種の時に痛みますので、出過ぎは避けたいわけです。でもなかなかハトムネ状態とはいっていないので、スイッチを切らずに朝まで28℃を保つことにして、寝ました。
朝、ばあちゃんがすでに起きて種籾の様子を見ています。これでだいたい22時間ぐらい28℃にしてあるのですが、やっぱり例年より芽の出具合はよくないみたいですね。ハトムネ状態になっているものもありますが、そうでないのもあります。でも出過ぎよりはましかもと播種することにしました。
播種機を出してきてセット。母は種籾を出して洗濯機の脱水機で水を切っています。まあ、あれこれ準備して、いよいよ播種。でも思っていたよりも厚播きだったようで、すこし播種した苗箱の数が少ないうちにコシヒカリの播種が終了。
とりあえず、風の出ていないうちに苗代に苗箱を下ろしてしまおう、と軽トラで苗箱を運び、苗箱を並べて、オレンジ色の有孔ポリで下張りをして、農ポリでトンネルをつくっていきます。風がほとんどないので、楽に作業が進みました。次男も途中から手伝いにきてくれて、ありがたいことでした。
午後は気温もグッと下がって、風も強くなったので、日本晴の種籾を播種だけして、苗代に下ろすのは明日にする。。少し播種量を調節する。


夕食は家族で和風ファミレスへ行く。


で、まあ実験として種落とし(播種)の様子をインターバル撮影してみた。よく動いています(笑)。でも朝の斜光線で明暗の差が大きい場所だし、暗い作業所の中から箱が出てくるので、なんだかどういう作業をしているのかよくわかりませんね。苗箱が積み上がっていくのはわかりますが。流れ作業の播種機にあわせて動かないといけないので、せわしないです。父と母のインターネットデビューでもあります。