現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

クイズ:この花なーんだ? 「秋の詩」を苗代に並べること

↓クイズ:この花、なーんだ(笑)?
うん?以前にもひょっとするとクイズに出したかも。いや、この花はまだないな。ちょっと意地悪して葉っぱが写らないようにしました(笑)。

↓庭の花々20240419 パンジー(ビオラ)も奥さんが育てているのだが、花の中に蝶の模様が浮かび上がってますね。中央下のパンジーとか。左下の白い花はご近所の庭の花ですが、朝日に輝いていましたが、なんの花かはわかりません。おもわずパチリと。

19日(金)
 風の強い一日。
 朝、苗代の水管理。それからトラクタで鋤きに出る。お昼前に長男と交代してもらう。午後は大麦の畦畔の草刈り。

20日(土)
 あまり風の吹かない一日。
 朝、先日播種した「秋の詩」の出芽機の様子を見に行ったら、催芽もしていないのに、思いのほか白い芽が伸びていて、明日は雨の予報だし、今日は風もないし、急遽、苗代に出すことを決断。
 でもつい先日刈った大豆の圃場の畦畔の草が、すでに伸びてきている。やれやれ。イタリアンライグラスか?朝のうちほとんど無風だったので、1時間だけと思って、除草剤を散布。
 それからあちこち洗って、長靴も洗って、苗箱を苗代に並べる。今年は諸般の事情で出芽機(室:ムロ)の場所と苗代の場所が1キロ以上離れているので、なにかと時間がかかる。14時すぎまでかかったが、なんとか無事に並べ終わって、水も張り、風はないし、気温もそこそこ高いし、ありがたい。うまく緑化してどんどん伸びてきてほしい。
今日からいすゞのエルフ1.5tが活躍してくれた。ありがたい。

 今朝の日本農業新聞のコラム。日本の水田に張り巡らされた用水・排水の水路。私の両親も若かった昭和40年代後半から始った圃場整備で、農村の姿はずいぶん変わってしまいましたが、たぶん圃場整備で1枚の田んぼを大きくしなかったら、・・・

 (このあたりでは高低差を勘案しておおよそ30aで1枚の田んぼになりました。私が小学四年生のころで、圃場整備以前の田んぼもかすかに覚えていますが、高低差があると田んぼは小さくなり、直線ではなくカーブのおおい畔だったのを覚えています。でも魚やカエル、虫、とくに水生昆虫はたくさんいたのを覚えています。ああ、アカガエル、ツチガエル、そんなのもたくさんいたんだけどなぁ。いなくなったのは、圃場整備の影響もあるでしょうが、農薬や、機械化で作業の時期が変わってきて農作業のやりかたも変わったことが大きいだろうなぁ。)

 ・・・今の農業のようには生産性も上がってなかったと思います。


 私が就農したころ、もう20年ほど前、レスターブラウン博士が、21世紀は水の争いが起こるだろう。すでに水は不足している。安心して飲める水、料理に使える水を大切にしなさい、と何度も警告していたのを恩い出します。水道の民営化の話も出てきましたね。みんなのお金(税金)でつくったインフラ。それが古くなってきたからといって、修理、メンテナンス、保守管理するお金が足りないからって、民営化して水道という公共の、みんなの財産を、誰かに任すなんて、どう考えてもおかしい。公共インフラの整備や災害復旧にと思って税金も払おうとしているのに。公共インフラの整備にお金が足りない、なんて、いったい何に税金を使ってるんだ?という話になりますよね。

↓これも日本農業新聞のコラム。

 こういうチューリップありますね。どこかピークを過ぎてだらしなくなった男女の姿を思い起させて、苦笑いさせられる。苦笑い?苦笑いか。