現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

一回目の播種と苗代仕事


3日(金)
雨。ソメイヨシノは二分咲きぐらいに。
浸種していた種籾を催芽機に入れる。いままでは水温が気温と同じくらいで変化もゆっくりだったはずだが、ここで水温を27℃にあげてやると、ほぼ約20時間から24時間で、ちょうど芽(根)が出てくるハトムネ状態になります。


夕方から二時間、ホイールローダーに乗る。



4日(土)
ソメイヨシノは五分咲きぐらいに。
昨日催芽機に入れた種籾、夜中の3時に確認したらちょうどいい感じに思えたので、止める。
朝からさて、播種ともったら、そういえば苗箱に播種したあとの覆土の準備を忘れていて慌てる。
農協があくまで、精米など。
農協が開いて一番に土をもらってきて、播種開始。
順調に播種もできたので、午後からはトンネル一本分だけ苗代をつくることにする。いや、天気予報では二、三日前の予報では雨だったので、苗代に出せないかな、と思っていたのだが、曇りながら風はないのがありがたい苗代作業。いや、晴れていたほうがいいんですが。
なんとかトンネル一本分の苗代が出来ました。夜から雨。風も吹く。トンネル苗代は被せた農ポリに土(泥)を置いてトンネルを作ります。泥は乾いて硬くなれば強いのですが、乾く前に雨が降ると、当然ながら雨に泥が流れて、そこへ強い風でも吹こうものなら農ポリがめくれ上がってしまって散々な目にあうのですが・・・。ま、心配は尽きず・・・。


夕方から二時間、ホイールローダーに乗る。


5日(日)
起きたら雨。いやはや。桜は一気に八分咲きぐらいに。
昨日の苗代作業で、あちこち筋肉痛。でも明日も筋肉痛であろうな。若くないので、そういうことはわかります。
午前中は精米など。
午後はお茶屋、ホームセンター、スーパーなどで買い物。お茶屋と言っても、お茶の葉っぱのお店です、もちろん。
で、次男の自転車のパンクを直してやったり、僕の普段使いの折りたたみ式ミニサイクルの後輪のブレーキの調整。ミニサイクルはブレーキのワイヤーが切れたのかと思ったら、ワイヤーが切れたのは変速機の方で、ブレーキは調整すればよく効くようになりました。うーむ。ホームセンターで700円近くもするブレーキワイヤーを買ったのに・・・。早とちりはいけません。


夜は寄り合い。


あと、机の周りの整理。郵便物だけでも整理するのが大変だ(笑)。いやはや。不必要な物はそのまま捨て、必要な物はファイルに綴じた。そういうアタリマエのことが日常のルーティンとして、なぜだかうまくできていない。たまってしまう。で、慌てる。この繰り返し。いやはや。


あ、これとかこれとか、谷崎に関するニュースが続きますな。


3日も書かないと、書くことを忘れてしまうな。
えーっと、日本農業新聞に載ったジャーナリストむのたけじ氏の文章。「地べたに腰を下ろす」って、確かにとても気持ちがいいんだ。農業と教育。




えーっとこれは中日新聞に載った哲学者内山節氏の文章。