現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

苗代を均したり播種したり

tsujii_hiroaki2013-04-02

31日(日) 3月も終わります。
あれこれ?。

1日(月)
朝、浸種してあった種籾を催芽機に入れて、水温を28度まで上げる。だいたいこれで明日の朝には、ちょうどいい具合に芽が膨らんできているはず。
午前中は父と苗代を均して、いつでも苗箱を並べられるようにする。最初の苗代は昔ながらの水苗代で、農具も昔ながらの馬鍬で均し、自作のトンボを押して均す。なんだか泥遊びのようだが、ま、似ているが、泥遊びではない。
父の作業の様子をiPhoneで撮影してみる。現在82歳の父の勇姿。

午後はお米を発送し、自治会長さんといくつか話をして、市役所に書類を提出しに行く。今日は、ま、受取っていただく。提出したのは「人・農地プラン」なのだが、これで少し気分が楽になる。

夕方、ご近所にお米の配達。

今日から新年度。長浜の郵便局でも市役所でも、妙に濃紺や黒っぽいスーツを着た人がたくさんいた。
長男が久しぶりに帰省してくる。元気そうでなにより。

催芽機に籾を入れてあるので、日に何度となく水温や籾の様子をみにいく。夜中にもいちおう確認するのだが、この分なら朝まで28度で大丈夫みたいだ。




2日(火)
5時半に起きて、催芽機の籾の様子を見にいく。わずかに芽が出てきているので、播種の準備をする。芽出しの具合はなかなか気を遣うのだが、だいたい画像の程度で僕は播種するようにしています。芽が出過ぎると、痛めてしまうので。
午前中は苗箱に播種作業。うちの作業環境では人手がほしい作業でもあるので、長男にも手伝ってもらう。500枚ちょっと播種することができた。いつもならそのまま苗代に苗箱を下ろしたりするのだが、今日は少し風も出てきたし、午後は雨が降りやすい予報なので、苗代に下ろすのはちょっと待つことにして軒下に積んでおくことに。

午後は長男が新しい眼鏡を買うのにつきあう。僕も老眼鏡をあつらえようかと思ったが、ま、いまので充分のような気もして、あれこれ眼鏡フレームを眺めてすごす。
その後、一緒に本屋へ。僕は何も買わなかったが長男はなにやら文庫本を6、7冊も選んでいる。何を読んでいるのかは知らないが、たぶん今、家族で一番読書量が多いのは長男なんだろうな。まあ、学生時代に読まないとなかなか読めないんだけれど。