現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

あぜ塗りとClifford Brown & Max Roach『In Concert!』

Clifford Brown & Max Roach『In Conce


朝、犬の散歩につき合ってるとき、歩きはじめたときは霧がすごかったのだが、歩きはじめて5分もしないうちに、まるで映画のように霧が晴れていったのでした。「早起きは三文の徳」とはよくいったものですな。もっとも「朝寝こそ三文の徳」ともおっしゃった方を存じておりますが。


雨上がりも朝で、苗代もずいぶんと水に浸かっており、一番に排水。ちょっと尻水戸が高かったようですな。あといくつか不安な点も見つかったが、ま、そのうちよくなってくるだろう、と楽観することにする。


午前中は精米など。
午後はあぜ塗りに出る。昨夜の雨で、土が濡れてしっかり成形できました。先日、寄合の席で「あぜ塗り機の円盤も交換してるよ」と教えてもらったのだが、僕は爪は何度も交換しているが、まだ一度も円盤は交換していない。まさか他の百姓のみなさんが円盤も交換しておられるとは思ってもみなかった。うーむ。


昨日、ちょっと紹介した『Clifford Brown And Max Roach』はレコードは持っているのだが、CDを買ったのです。なぜかというとクリフォード・ブラウンの『コンプリート・パリ・セッション』を聴いたら、レコードと音質がぜんぜん違ったのです。元のテープからデジタル処理してあるのでしょうけれど、トランペットの輝き方がレコードの印象とまたちょっと違うんです。
それでClifford Brown & Max Roach『In Concert!』もCDを買ってしまいました。えー、僕の持っているクリフォード・ブラウンのレコードの中で一番好きなアルバムです。ジャケットのデザインもおもしろいし、赤も鮮やか!演奏はライブ演奏ですから、のっているんです。だいたいね、ブラウニーの演奏スタイルはライブで一段と栄えると思うのです。お客さんがノッテクルのは間違いないのですから。お客さんのノリを感じて、ますますブラウニーのトランペットが炸裂すると思うのです。ま、それはこのアルバムを聴けばよくわかります。マックス・ローチのドラムもノリにノッていてなんだか走り気味?かと思わせるほど煽ってます(笑)。


春の山菜の王者はタラの芽でしょうか、コシアブラでしょうか、もちろんフキノトウもツクシも、私は好きです。でも、あーた、蕗がいいんです。地味ですが(笑)。フキノトウと同じ根っこの系列ですから、フキノトウの出るところなら蕗も出ます。ですからわかりやすい、採りやすい。ま、ちょっとそのあたり、どこでも出ますから、山菜と言い難いところもあるのですが・・・。またスジを取るという手間はあります。ですが、奥ゆかしい地味な味というか旨味。これがなんともたまりません。まただいたい山椒といっしょに炊くんですな。この山椒の味わいも蕗と一緒に炊いてこそ、一番発揮されるような気がしています。
先日、蕗をいただいたようで、母が何度か炊いてくれているのですが、今回は花山椒といっしょに佃煮風にしてくれました。ちょっと塩が利きすぎていましたが、花山椒、蕗の旨味は充分にでています。酒がすすみますし、ご飯もたくさん食べられそうです。たまりません(笑)。


どの曲がいいのか、わからなかったが、・・・・。とりあえず、一曲目。