現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

種籾の温湯消毒をする。

今日は朝からお風呂のお湯を沸かし、種籾の温湯消毒をする。摂氏60度のお湯に種籾を10分間つけると、種籾に与える影響はほとんどなく、いもち病、バカ苗病、籾枯細菌病、苗立枯細菌病、イネシンガレセンチュウ等に効果があるといわれています。僕は就農したときから温湯消毒を採用しましたので、他の消毒はよく知らないのですが、薬剤をまったく使わなくても充分種子消毒できていると思います。
最初は種籾の袋の中心まで消毒するためにお湯の中で種籾を泳がすように揉むのですが、60度のお湯ですから火傷しそうな感じでしたが、カゴを使ったり、厚手のゴム手袋をするとか、2回目からは工夫をしています(笑)。というか一回目が工夫が足らなかったのですが。
うちは風呂場を使って温湯消毒をしています。61度のお湯にざぶんと16kgか20kgの種籾を浸けると60度のお湯になります。その後10分間、ざぶざぶやっていますと58度に下がりますが、まったく問題がありません。ストップウォッチで計って、10分間で水に浸けて急冷します。今日は98kgの種籾の消毒をしました。


午後は次男に新しい自転車と新しい野球のグラブを買ってやる。自転車屋さんは大盛況でした。ほとんどはうちと同じ中学への通学用の自転車の購入でした。うちは中学まで500メートルもないという距離で、普段は徒歩通学になるので、一通りあれこれ最新の通学自転車の状況を説明していただいてから低額の予算を提示してそれなりの自転車を購入。次男の好みと予算が合致してありがたい。
それからスポーツ店で野球のグラブをあれこれ次男と選ぶ。まあ、グラブは多種多様だし、素材がよくて、作りが丁寧ならそれなりに長持ちすると思うのだが、既製品から選ぶので、まあ、あれこれ難しいと言えば難しい。僕は内野手用のちょっと小さめの俊敏な動きのできそうなグラブが好みなのだが、(えーっと、俊敏な動きができないので、グラブだけでもという理由です。わかりやすいですね。)次男は、僕が見たところ、内野手用とも外野手用ともはっきりいえないようなわりと中途半端にみえるタイプを選んでいた。うーむ。