現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

最後の籾擦り、コンバインの掃除、ヌカを焼くこと、つりんぼのこと

秋の田んぼ黄色

3日(金)
爽やかな良い天気。昨日刈った「秋の詩」は乾燥機の中にいれたけど、火を入れずに風だけ送っていたので、今日の午後から乾燥。籾擦りは明日にする予定。
午前中はコンバインの掃除。この一カ月ちょっとの間、大変よく働いてくれました。埃や藁クズだらけだし、あちこちに籾も残っているし、開けられるところは全部開けて掃除。
午後はコンバインの足回り、キャタピラの掃除。
夜、2007年のコンタドールが勝ったツール・ド・フランスのDVDを観る。観るのは2回目。12月に2008年のがでる予定だと思うので、ちと復習をかねて。いやしかしなかなか白熱の接戦だったんですね、ドーピングの問題もたくさん出たし、波乱の2007年でした。2008年のはもう終わっているしネットで結果もわかっているのだが。ま、あえて詳しくは見ないようにしているのでした。


4日(土)
今日も爽やかな良い天気。午前中は最後の籾擦り。はい、なかなか「秋の詩」もよい米になりました。
乾燥機やらタンクも少し掃除しながら、籾を出して最後にこれも籾擦りする。


午後はヌカ捨てにでて、ヌカを焼く。それからヌカ捨てに活躍した耕耘機やらリヤカーを掃除して片付ける。


富山和子さんの日本の米カレンダー2009年版が届く。創刊20年になるそうです。僕は今年初めて買ったんですけどね。


母が渋柿を貰ってきて、「つりんぼ」にした。軒下やらにたくさん柿がぶら下がっている。母は田植え名人(苗を植えるのが速いんです)、畦塗り名人と自称しているのだが、柿の皮むき名人でもあったようで、きれいに速くむいた柿を自慢している。そういえばまだ僕が小さかった頃は毎年のように「つりんぼ」を作ってくれていた。生では渋くて食べられない柿を、皮をむいて干して風にさらしておくだけで、とても甘くなるのが不思議でしたね。いまでもその仕組みはよく知らないんだけど。いつごろ食べられるようになるのかな、楽しみです。
楽しみといえば、ナスビのドボ漬け(ぬか漬け)。夏の間、ずーっと毎日食べてきたのですが、まだ茄子は生り続けていて、毎朝、あげたての茄子のドボ漬けをいただいているんのですが、これがもうメチャクチャうまくて、どれだけでも食べられてしまうのですなぁ。市販の漬物ほど、なんていうか強烈な旨味ではないのですけど、これはもう慣れの問題でもあるのでしょう。