ふと気がつくと、5月の連休に植えた田んぼの苗が分蘖をしてそこそこ太くなってきている。数えてみると15本から20本になってきているので、溝を切って落水し、中干しすることにしました。去年の秋に大豆を作っていた田んぼでもあるので、有機物が多くて、ちょっと根が酸素不足になっているのか、一株に黄色くなってきた葉が何枚か見えるようにもなっているので、干して、根に酸素を与えたほうがいいと判断しました。
昨日のチェーン除草の田んぼの株とは株の太さが違うでしょ。
インターバル撮影した田んぼでは溝切り機で周囲とその内側に四本、合計6本の溝をつけて、最後に尻水戸までホリで溝を切り、尻水戸の止水板を外して、落水しています。溝のつなぎ目を手で補修して終わり。さっと水が抜けてさっと乾くと、溝もしっかり乾いて固まるのでうれしいのですが。
ホリという道具の使い方は、たぶんベテラン農家だともっと上手になめらかに速く溝をつけられると思うのですが、新米農家の見様見まねとしてはこんなもんです。ほんとは一度軽く干してから水を入れて溝切りするときれいにつくんですけれどね。
動画ではなんだか強風のように映っていますが、これはインターバル撮影による効果で、実際はそれほどでもなかったように思います。毎年溝切り作業は暑くて消耗するのですが、今日みたいに風があるとありがたいです。
夜は大豆の栽培技術研修会にでる。今年はすこし遅れ気味だがもうすぐ麦刈り。麦を刈ったあとは大豆を播種するのだが、どういうやり方で播種するか、ちょっと思案中。昨秋にトラクタに付けるシーダーを買ったので、それで大豆も播種するのだが、さてさて、というところです。