現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りの日々と2TBのハードディスク

アジサイとバラ

14日(火)
終日、田んぼの溝切り。
お昼前に、溝切り機のエンジンが突然ストップ。というかあれ?ちょっと不安定かな?とおもっていたら、エンジンストップ。ギュイン。グイッとエンジン始動の紐を引っ張っても、まったく、エンジンがかからない。以前もこういうことがあり、溝切りのこの時期はけっこう気温が高かったりするので、混合油を燃料とする2サイクルエンジンには、いささか過酷な環境なので、しばらく休ませれば、またエンジンがかかるかも、と思って(以前そういう時があったのです)、田んぼの中に溝切り機を置いたまま、昼食にする。ところが、昼食後、田んぼにいってエンジンをかけようとしても、相変わらずエンジンがかからない。やれやれ。
仕方がないので、動かない溝切り機を田んぼの中から担いで出して家に持ち帰り、取りあえずプラグを掃除してみる。いや、汚れていました。きれいに拭いて、ワイヤーブラシで掃除もしてみたら、1回かかったのですが、2回目はかからない。どうやらプラグがへたってきているようなので、ホームセンターでエンジンプラグを探して買ってくる。
あははは。プラグ交換で一発で快調に回りはじめました。午後も快調に溝切りをすすめる。
農家は栽培している品種のことなど植物関係はもちろんだけれども、機械、土木、化学など、いろんなこと知っていないといかんわなぁ。などとちょっとプラグ交換で溝切り機が動き出してので、鼻高々という風情を見せる私なのでありました(笑)。


アジサイの花をゆっくり見たり、写真を撮ったり、アジサイのことを考えるとすぐ萩原朔太郎のことを思いだすのだが、そういう人間ももうあんまりいないだろうなぁ。高校生の頃、水泳を始めたらもうすっかり夜はおきていられなくなって寝てしまうので、朝、少し早めにおきてこちょこちょっと勉強するだけだったんだけど、学校に行く準備をしながら、高村光太郎萩原朔太郎岩波文庫の詩集をよく読んでいました。あれは何だったんだろう。


15日(水)
終日、田んぼの溝切り。
今日は連休に植えた「日本晴」の田んぼの溝切りをする。


夕方、少し暗くなってから、外付けのハードディスクを買いに出る。急に必要になったのだが、ってそんなものが急に必要になるって、どういうこと?と突っ込みたくなりますが、ま、必要性を感じたのです。USB3.0対応のやつもあったのですが、いささか高価だし、うちのiMacには対応していないので、しばらくあれこれ商品の箱を睨んで、I.O DATAのUSB2.0の2TBのやつにする。税込み9980円。高いのか安いのかは、もうわからないが、お店の言い値で買う。しかもクレジットカードだ。百姓なのに、大名のような買い方だ、って大名なら、そんな郊外の家電の安売りチェーン店にわざわざ出向かないか。いや、いまどきの大名はITにもそこそこ詳しいはず。安売り量販家電店チェーンにお忍びで出向いて、あれこれ実物を見て楽しまれてるやもしれませんなぁ。って。大名って誰のこと?


しかし、なんだなぁ、2TB。2兆バイトですね。いやはや。
メガはなんだっけ、メガトンパンチ!で覚えた。何のアニメに出てきたんだっけ?100万トンパンチだぜ。ミリオンはベルトクイズQ&Qのミリオンステージで覚えたっけ。
ギガは未来少年コナンのギガントで覚えた。10億!このあたりから日常的数字ではなくなってきますね。
テラはもうハードディスクの容量で覚えました。1兆!その次のペタは最新のスーパーコンピュータの演算処理速度の数字で覚えました。1000兆!ってもう想像できない数字になりかけている。