現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

品目横断的経営安定対策の申請と脳は欠点が長所になる臓器のこと

24日(日)風雪強し
午前中は「売れる米作り生産者大会」うーむ。
午後は辻井農園のHPをいくつか触って手直し。


25日(月)
品目横断的経営安定対策の「毎年の生産量・品質に基づく交付金」の申請をする。農協が生産量の証明書を作ってくれているので、そのデータをもとに申請書や計算書に数値が入っていたので今回はとても楽に申請できた。ありがたい。
夜に地域の広報紙の編集会議があるのでegwordにテキストを並べて紙面作り。夜は会議。


藤沢周平全集第14巻』読了。橋ものがたり/本所しぐれ町物語/喜多川歌麿女絵草紙の三つが入っていましたけど。いや、三つともおもしろかったですけど、歌麿のはストーリーの展開がなんとなく先読みできたり、嬉しかったです。


iTunesにはPodcastを購読してきくことができますが、2006年頃の「media CLUBKING」のPodcastを整理していたらコメディクラブキングのなかにスポットニュースが流れてきて茂木健一郎氏がおっしゃるのです。
『講演会で人間の脳はこんなにすばらしいって話するんだけど、脳の話だし、なんか自分たちは普通だとか、自信がないとか、打ちひしがれている人たちがいるんですよね。たぶん学校の時の成績が悪かったとか、そういうことだと思うんだけど、そういうこと関係なくて、苦手なことが得意なことにつながるってのが脳のすごいとこなんですよね。
つまり少し具体的に話すると、なにかができる人は、すっーとやっちゃうんだけど、できない人というのは、やろとして工夫する時に、脳がね、工夫して、できないことを乗り越える回路を立ち上げるんですね。その回路がね、普通のやり方とは違ったやり方でやろうとするんですよ、で、やっちゃったりする。それがすごくユニークなやり方だったりする。ユニークな作品を産んだりする。つまり脳は欠点が長所になる臓器だったりするのです。』
励まされるような、ますます打ちひしがれるというか。「できる人」はもちろんいいし、できない人だったけどできないことを乗り越える新しい回路を立ち上げられた人もいいけど、新しい回路も立ち上げられないこともたくさんあるよなぁ、と。まあ、頼りなくても自分の脳みその可能性を信じるしかないわけで、精進あるのみですな。「アハ!体験」というか「ステュディオス状態」というか、生き生き前向きに思考する生活だわなぁ。(笑)