現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

トラクタが田んぼにはまったことと第二弾の田植え開始

13日(水)
昨夕からの雨で地面は濡れていたけれども、晴れる。
終日、尻踏み。
深い田んぼというのがありますが、尻踏みをやり始めたとたんにトラクタが深みにはまってしまって、動けなくなってしまう。トラクタが沈み始めたので、これはやばいとすぐにエンジンを吹かして勢いをつけてみたのですが、もうすでにトラクタの腹まで泥につかってなんともなりません。やれやれ。木曽義仲の最期のように「あふれどもあふれども、打てども打てども、はたらかず。」動かないのでありました。家からルシーダを持ってきて、牽引用のロープをつないで引っ張ってみましたが、ロープが切れてしまいます。やはりワイヤーが必要です。仕方がないので農協に電話してウィンチで引っ張ってもらって脱出。あっという間に引き出してもらう。
しかし、これではまた田植え機がはまりそうなので、このあたりには近づけない。この深い部分だけ手で植えるしかなくなりました。しかしまた深くなってしまって、僕の長靴を越え、膝を越えてしまうんだよなぁ。いやはや。
その後は順調に尻踏み。


14日(木)
午前中は尻踏み。
午後は田植え第二弾五月中旬植え開始。ところが午前中はそうでもなかったのに、午後から強風!気象庁のデータを見てみたら、風速7.4m/秒となっていますが、うーむ、もっとあったような。お隣の米原では9.1m/秒で五月の観測史上最大の風だったそうです。お隣(?)の敦賀では11.2m/秒。とにかくこの強風で、田んぼの水が吹き寄せられてしまいました。田植えですから少し浅水にしたのです。すると尻踏みしたあとのなにもない田んぼですから、強風で田んぼの2/3に水がないのです。1/3は水がたっぷり。いやはや。
風が強いとどうも集中力もなくなりますしねぇ。集中!集中!とときどき自分に言い聞かせながら田植えしてました。肥料の空き袋や空になった苗箱が、押さえてないと、あっと言う間に飛んで行ってしまうのです。植え付けた苗も斜めになってるし。ま、こういう時もあるんですよね。


iMac、昨日、出荷しました!とメールがきたので、今日は届くかと思ったらどうやら中国からの出荷のようです。今日あたり日本に着く頃か。うちに届くのは明日か明後日か。