現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

小豆の検査とエアインパクトでタイヤ交換と『スーパーの女』

スーパーの女

朝からいい天気。暖かい。
今日は小豆の検査の日なので、農協へ出荷。母が検査に立ち会ってくれたのだが、二重丸をたくさんもらったと喜んでいた。僕が見た感じも今年の小豆は去年より粒の大きくきれいなものが多かった。ありがたいことであります。


午後も引き続き天気がいい。それで車のタイヤを交換することにする。光色彩選別機と同時にエアコンプレッサーも購入したことだし、エアインパクトを買ってきた。要するに車屋さんとかに置いてある圧縮空気でナットをギューンと回すやつです。安いのがあったので買ったのだが、いささか重いですな。まあ、たまにしか使わないものだからいいんだけど。うちの奥さんの車は今仕事でないのでとりあえず僕のと父のと二台交換する。ギュンギューンと回るのであっという間にナットは外れたり締めたりできる。うれしい。それはよかったのだが、僕の車の前輪がナットを五つ全部はずしてもタイヤが外れないのでありました。あれれれ。大汗をかいたけれども外れない。仕方がないのでもう一度ナットを締めて自動車屋さんへいく。原因は錆でひっついてしまったのだということ。裏側からゴンゴンとどつかないと外れないとのこと。個人の小さなジャッキでは危険だというのでやってもらうことにする。うーむ。
ホイルを取り付けるところは鋳物で作ってあるのだが、タイヤからの衝撃があるので、強くなければいけないのだが、そうするとどうしても素材が錆びるものになってしまうのだとか。錆びないものではなかなか難しいのだという話でした。
ここ10年くらいで車に使ってある素材もアルミ系やプラスチック系のものがどんどん増えてきて軽くはなってきているのだが、耐久性ということでは、いささかあやしいのだ、という整備士さんの話でした。
僕のルシーダは2年落ちの中古車を買ってもうすぐ14年になるから16年選手。家族8人が乗れて、ディーゼルエンジンで燃費もいいし、よい買い物でしたが、これからはいよいよ大事に乗らないといけないでしょう。車庫がないし、頻繁にワックスを掛けているわけでもないので、いささか塗装がつらい感じに見えるのだが(はい、ここ何年かワックス掛けどころか洗車もしてないからなぁ)、うーむ。いや、洗車ワックス掛けしなくてはいけませんな。
次は奥さんの車のタイヤも交換しなくちゃ。


伊丹十三監督『スーパーの女』(1996)を観る。いやー、おもしろかったなぁ。僕がネットですこしお米の販売をしているということもあるけど、販売するということを、いつもながら伊丹十三がよく調べて映画にしています。最後のカーアクションは、まあ、も一つですけれど、サービスのつもりなのかな。宮本信子のパワフルさもいいし、中学の同級生の専務の津川雅彦とのからみ具合もなんだかおかしかった。1996年とはスーパーやコンビニなど小売店業界も様変わりしたのでしょうけれど、お客様を大切にするという基本は変わりませんね。おにぎり屋さんの社長が、スーパーの試食会で本物の「たらこおにぎり」を食べたお客さんが「おいしい!」と言うのを聞いて「初めてお客さんがうちのおにぎりを食べておいしいというのを聞いた」と泣いていたシーンがあったけれど、うんうん、と思って観ていたことでした。