現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

うーむ、がおおい。

今日の次男の野球の大会の二回戦は9時からの試合開始なので6時半に集合して練習して体を動かす。
ぽつぽつと雨が降ってきましたが、なんとか試合に勝って二回戦突破です。次男も途中出場でライトへ。
試合が終わってから雨足が激しくなってきました。うーむ。午後の練習は雨で中止。
午後は投票に行ったり田回りにいったり部屋の整理。


土曜日の「ゲゲゲの女房」を見逃しパックで見る。なんだか泣けてきた。NHKの朝の連続テレビ小説で泣けるなんざぁ、近所のおばやんじゃあるまいし、男子たるもの決して言ってはならんことのような気もするが、なんでかなぁ、テレビを観ている人間はもうすでに水木しげるの成功を知っているわけなのだが、その成功がもうすぐ目の前にきている男が、今まで書いたこともないSF宇宙もののマンガを依頼されて、目の前に転がり込んできたチャンスを断ってしまう。落胆しがっかりしている女房に「苦手なもので勝負することはない。チャンスはもう一度来る」と、言いきるところで、自信があるんだねぇ、男だねぇ、やるねぇ、と妙にジンとくる。“チャンスはもう一度来る”というのは、苦しいとき、しんどいとき、ピンチをいくつも経験して知っている男のセリフだよなぁ。
来週月曜日からはその成功の始まりのドラマになるのかな?


そういえば昨夜DVDでクリント・イーストウッドの『アイガー・サンクション』を観る。1975年のクリント・イーストウッドの監督・主演映画です。山登りが好きなので山岳関係の映画とかは気にしてはいるのだが、どうなんだろう、途中で犯人というか“目標”が僕にはわかってしまったしなぁ。脚本はミステリとしてそんなに悪くないとは思うけれども、山岳シーンはもひとつかも。美しいシーンはいくつもあったけど。


豊川悦二主演の『必死剣鳥刺し』が10日から公開されている。いや、観たい。藤沢周平の小説は楽しんで読めた。隠し剣シリーズの傑作のひとつだろう。ここのところ藤沢周平の小説が毎年のように映画化されているけれども、どれも観たいと思わせられる。人間の運命、とくに男のそれは、ほんのちょっとしたつまらぬ意地や強情、誇り、誇りとは言えないようなつまらぬことでがらりとかわってしまうことがあるような気がしてしまいますからね。予告編に大きく映し出される「原作 藤沢周平」という文字はなんだかブランドですなあ。


夕方、長女を迎えに出た。雨が降っているし、朝早く英検を受けに出たのだが、友達のところの車に送ってもらったようなので、迎えを引き受けて出たのだった。
英検はどうだった?と聞くとぜんぜんあかん、ということでした。質問されれていることはなんとか聞き取れるのだが、なんて答えていいのかわからない、という返事。なんでも「スーパーが24時間営業しているのをどう思いますか?」という質問があったらしい。「どう思いますか、ってそんなん知らんし」まあ、うちは田舎なので24時間営業はコンビニくらいなのだが、そんな深夜に買いに出たことはないだろうし。要するに英語というか言葉は道具だから、その道具をどう使いこなして話すかということを求められているのだろうでしょうけど。「日本語を知らない人に日本語を教えることは好きですか?」というような(この「ような」というところがあやしいところですが)質問があったようですが。「ほんなん、日本語知らん人に日本語を教えてこといっぺんもないし!」と申しておりました。「ほんなもん、アイラブ。アイラブ、アイライクイット」と答えときゃいいんじゃないの?」というと、「もちろん。そういうように答えたけど(ほんまかいな!)、日本語を教えるって経験ないから、まともには答えられん。」とのことでした。まあそうだろうねぇ。うーむ。