現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

尻踏みを開始と新茶の季節

29日(金) 昭和の日
終日、尻踏み(2回目の代かき。田んぼを均平にして、田植えができる状態に仕上げる代かき)。トラクタで均したあと、四隅や、少し高いところを馬鍬で均す。だいぶ馬鍬の使い方も慣れてきたような気がする。馬鍬といっても、昔ながらの木製のやつではなく、アルミ製の軽いやつです、木製のは作業所の中に吊ってありますけど、農具博物館にでもありそうなやつです。あ、もひとつ木製の唐箕も同じものがどこだったか博物館にあるのを見た憶えがあります。


30日(土)
気象庁はいったいどうしたんだか、昨日発表していた天気予報も今朝の天気予報も、風は少々あるかもしれないけれども「晴れます」と言っていたのに、晴れないし、曇ってばかりだし、雨や雷も鳴るし。風だけは、強烈に吹いているし。やれやれ。
晴れて気温も上がるかと思って、朝、プール苗代に2枚かけてあるラブシートの黒色のやつを外して、水を入れる。
その後は尻踏みに出る。風が強かったり、水が多かったりで、なかなか思い通りにはいかず、苦戦する。日没過ぎまで田んぼの中。いやはや。


あるブログで「殿様のだだちゃ豆」というお酒(スピリッツ)が紹介されていて、なんだか飲んでみたくなり、先日注文しておいたのが、届きました。「枝豆を飲んでるような気になる」という話でしたが、はい。確かに笑ってしまうような味でした。山形大学農学部共同開発商品ということでした。
こうなると有名な「だだちゃ豆」の枝豆を食べてみたくなります。夏になったらネットでも買えるのかな?


それから玉露がなくなったので、葉茶屋さんにいって、「なにかおいしいお茶ありますか?」と聞いたら、「今入ってきたばかりのお茶ですけれど、どうですか。」と試飲もさせてもらったのが「走り 新茶」というやつ。煎茶です。滋賀県のお茶ですけれど、香ばしくて、さわやか。明後日、5月2日が旧暦の3月30日で八十八夜となるようですね。


ゴールデンな10日間ほどに突入。辻井農園では、田植えをします。苗の様子と天気を観ながらですが、気象庁の予報官のみなさんにも頑張って欲しいところ。って、常日頃はみなさんの予報を頼りにし、感謝申し上げております。