現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

趣味が掃除ならましかば、・・・

tsujii_hiroaki2011-12-18

17日(土)
寒い。朝起きたら5cmほどの積雪。犬は喜んでいた(笑)。すぐにとけてしまうかと思ったけれど、すぐにはとけず。


うちの家は昔ながらの田の字の木造なんだけれども、座敷と客間(なんて言うのか玄関から上がったところ)の天井の掃除をする。掃除機にブラシのアタッチメントをつけて、天井や鴨居や欄間の埃や蜘蛛の糸を取ったりする。天井からぶら下がっている蛍光灯も外して分解し、掃除機をかけたり雑巾で拭いたりする。それから今度は雑巾で鴨居や欄間などを雑巾で拭く。天井は今回はパス。
しかしなんだな欄間とか障子やすりガラスなどがはまっているのならともかく、透かし彫りとかだと穴があいているわけで、これではいくら暖房しても暖かい空気は逃げていくわけで、部屋は暖まりませんわな。ま、夏はそれでいいんだろうけれど。夏座敷と冬座敷とちゃんとそのあたりも考えて欄間や襖なんかの座敷の衣替えをするものなんだろうけれど、もちろんうちにはそんな余裕はない(笑)。ま座敷なんて、ほとんど使わない空間なんだけど。それでも知らない間に汚れてしまうので、掃除は大切ですわな。


午後は自分の部屋の机周りの整理。しばらくしていなかったので、なんだかごちゃごちゃ。とりあえず机の周りと床は整理できました。予定では床の雑巾掛けをするつもりだったけれど、延期(笑)。書類の整理をしながらなので、時間がかかる。やれやれ。
世の中には掃除が趣味という方もいらっしゃいますよね。まあ、ほんとにここで暮らしてるの?と思いたくなるくらい磨かれ掃除された家に住んでいらっしゃる方がおられますが、一方で、ほんとにここで暮らしてるの?と思いたくなるくらい散らかった部屋というのもありますからねぇ。(などと他人事のように書いているが、あーた、自分の部屋やろ!とツッコミを入れたくなりますが。)もし私の趣味の一つが掃除であったなら、どんなに良かったことか。いや、掃除と料理ね。掃除と料理。
うーむ。掃除って、してもしても、そこで暮らしているかぎり、すぐ汚れてしまってキリがないのが、僕の心を燃え立たさないのかなぁ。とすぐ言い訳を考えてる自分がつらい。
あのなんだっけ、あ、ルンバ!!!!『夏への扉』を読んだものとしては以前から興味津々ですが、「お父さんみたいに、ものを捨てない人の部屋ではルンバが動き回るスペースがすでにない!」と奥さんに言われるのがオチですな。
でもやっぱり、ええ、宣言しておきます。私はきれい好きです。


開高健の『オーパ!』には
一時間、しあわせになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、しあわせになりたかったら結婚しなさい。
八日間、しあわせになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、しあわせになりたかったら
釣りを覚えなさい。
という文章が最後にあるのだが、掃除と料理を覚えるというのは、どのあたりになるのだろうか。ひょっとすると「釣り」とええ勝負なのかも、と思ったりしてしまうのでありました。


18日(日)
寒い。冬型気圧配置。
午前中に奥さんの車をスタッドレスタイヤに交換。
午後は今晩の「おとりこし」の準備など。