現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

春分の日



トイレのドアノブが壊れていて、交換するつもりで先日新しいのを買ってきておいたのだが、今日、交換しようとしたら、どうもサイズが合わない。ドアノブって、あちこち距離というが寸法が必要なのです。まあ、あまり深く考えずに一番標準的なやつを買ってきたのだが、うちのトイレのドアノブは標準的な寸法ではなかったのですね。洗面所のドアノブとはサイズが同じようでした。やれやれ。
しかし壊れた元のドアノブも分解してあれこれ触っているうちに、壊れた原因はピンが折れてしまっているからだとわかったので、作業所から同じようなサイズのピンを探し出して付け替えてみると、見事に復活。いや、多少サイズが違うのでノブを回す時に少しガタガタ感はあるのだが、充分に実用的(笑)。


とドアノブを修理したところで、父が隠居の犬走りの外側の切り石がだんだん動いてコンクリートの間に隙間ができてきた、というので、一度切り石を外し、洗ってまた切り石をのせる。あとは隙間にコンクリートを流さなくてはいけないが、ホームセンターで速乾性のコンクリートを買ってくる。作業は明日にする。次は田んぼにクズ豆をまこうとトラクタにコンポキャスタを取り付けて、田んぼにクズ豆をまく。


それから速乾性のコンクリートを買うついでに自転車のペダルを買う。うちには義理のお父さんが抽選会で引き当てた折り畳み式の自転車があって、僕がいつも愛用させていただいているのだが、この自転車の折り畳めるペダルのベアリングが割れたようでうまく回らないので、乗り難いことこのうえないのであった。折り畳めるペダルは取り寄せになると言われるので、標準的なやつを買うことにする。左のペダルだけでいいのだが、どういうわけか左右セットで売られているんだなぁ。うーむ。まあ、それが普通かな。
ペダルをサクッと交換。これで普通に乗れるようになりました。いやはや。


TPPの中でISD条項についての記事をここのところ日本農業新聞でよく載せている。簡単に言うと国内企業を外国企業より優遇しているとみられると起される訴訟です(たぶんちょっと簡単に言い過ぎでしょうが)。TPPに参加すると突きつけられるだろうと言われています。食の安全のための検査や地産地消など企業誘致のことも含めていくつも事例が紹介されていました。
自由に競争する、ということは大切なことだし、大いにしのぎを削って競争してもらえばいいのだが、何でもかんでも競争すればいいというものではないし、そもそも同じ競争の土俵に上がれないこともあるでしょう。自然条件も文化も暮らしもそれぞれさまざまである中で、守らねばならぬものもある筈です。国土を荒らし、食料を誰か他国の人間や大企業に委ねるような暮らし方、国の形というのは、底の浅いものだし、長続きしないと僕は考えます。