現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『実録!米作農業入門』と総会とFacebookページ


2日(土)

岩佐十良『実録!米作農業入門』(講談社)読了。前半は特に面白かったです。著者の岩佐十良氏は雑誌『自遊人』の編集長でもあるそうです。『自遊人』って、あの『サライ』にちょっと似た雑誌。

耕作放棄地を利用して無農薬有機栽培のお米を作ったドキュメント。うちの無農薬有機栽培の米の作り方とは違いますが、いろいろ参考になります。お米の等級検査のことについてはその通りで、米の等級とお米のおいしさとは直接的には関係がないのですが、でもまあそれも程度問題ですからね。収支の計算をきちんとするというのも参考になります。いえ、うちもきちんと計算しているつもりですけれど、計算の仕方が1kgのお米単位というのが面白いです。


BiNDではFacebookページを作れたりするので、ちょっと作ってみる。まだよくわからないことが多い。BiNDの方もFacebookの方もよくわからないことが多いんだもん。なんとか辻井農園のFacebookページが1ページ分作れたけれど、うーむ。お米の注文のページにリンクを張ったら、Facebookページはあまり長いのは表示されないんだね。ということはFacebookページ用の注文ページを作らないといけないということですな。まあ商売というか、営業用のページというのも、ま、なんとなく力が入らない。が、まあちょっと考えてみるつもりになっている。

3日(日) 節分
午前中は地域の自治会の総会。受付で「執行部一任!」とか『異議無し!』とか、声をかけてくださいね、と司会者や議長の口述のメモも一緒に渡されてしまった。うーむ。ま、これも誰からも声がかからないと進行が大変だわな。「執行部一任!」はいいけれど、『異議無し!』とか発言を求める人がいたりするから、声をかけるタイミングが難しいかな?と緊張していたのだが、頼まれたのは僕だけではなかったようで、タイミングを計っていたら、ちゃんといいタイミングで声をかけてる方がいらっしゃって、安心しました(笑)。
午後は農事の総会。Keynoteでのスライドはバッチリでした。なんとかこちらも議事の進行にご協力をいただいてなんとか終えられた。


夕方から農事の組合の慰労会。


4日(月) 立春 曇り時々雨
今日は立春。昨日の節分のうちの豆まきには参加できなかった。朝、ちょっと昨日まいたらしいいり豆の残りが二つ転がっていた。
昨日は、午前中の総会が終わると、すぐ午後の総会の準備をしなくてはいけない時間だったので、お昼ご飯を食べている時間が無く、空腹のまま慰労会に参加したのが悪かったのか、朝から二日酔いで腹痛。いやはや。

二度寝して朝の犬の散歩が遅れる。


二日酔いになると、なんだかいささか気弱になる。終日、ゴロゴロして過してしまう。


HPやブログなんかはGoogleのAnalyticsを入れている。いろいろ解析してくれるのだが、もうひとつ解析プログラムを入れてみることにした。AccessAnalyzerはリアルタイムに表示してくれるので、これはこれでなんだか嬉しい。って、まだ自分のアクセスログしかないんだけど(笑)。


日めくりカレンダーに壇一雄の『火宅の人』 に出てくる鶏モツのことが紹介されていた。主人公の作家がホテルの部屋で原稿を書いていると、飲み屋の女が訪ねてくるらしい。作家はクーラーボックスから鶏モツと葱を取り出し、鍋に仕立てて、二人で杯を交わし合う、というシーンがあるそうだ。『火宅の人』は文庫で買って読みはじめた記憶があるのだが、数ページで挫折した記憶もある。日めくりカレンダーには、この話を読んで以来、水炊きにモツを入れるようになった、という話が書き添えてある。砂肝、ハツ、レバーをサッと湯がいて、染めおろしに絡めて、山椒をふる。うまい。と書いてある。いかにもうまそうである。こんど一度やってみたい。


長谷川櫂『国民的俳句百選』をちょっとづつ読みはじめる。なんだかとてもいい感じの予感がする。


Facebookに書き込んだことが、そのままtwitterにも書き込んでくれるようにしてみたのだが、うーむ。SNSの連携機能もほんとに盛んなんだけれど、あちこちに同じようなことを書きまくってしまうことになるというのも、どうなんだろう。ちょっとこれも様子を見る。