現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨と草刈りとザリガニ

朝から雨が降ったり止んだり。
止んだ時間帯を目がけて草刈りに出たが、やっぱり雨に降られて、降られたけれども、まあ、草刈りは続行。雷さんがゴロゴロしてる時は、怖がりの僕としては、軽トラに逃げ込んだけど。
まあ、でも草刈り頑張った甲斐があって、農道の法面がなんだかとてもきれいになりました。
ま、でもお昼にも夕方にも濡れたTシャツや作業ズボンを着替えて、お召し替えとなっているのですが、ま、披露宴ではないので、誰も注目はしていませんが。


参議院選挙の公示。あはははは。候補者の声が誰のも聞こえてこなかったです。まあ、田園地帯ですからね。人口密度が低いと、参議院選挙の立候補者が誰も回ってこない。まあ選挙期間は長いから・・・。


突然ですが、蟷螂の斧の話。「斉の荘公出でて猟す。一虫有り、足を挙げて将に其の輪を搏たんとす。其の御に問いて曰く、此れ何の虫ぞや、と。対へて曰く、此れ所謂螳螂なる者なり。其の虫為るや、進むを知りて却くを知らず、力を量らずして敵を軽んず、と。荘公曰く、此れ人為らば必ず天下の勇武為らん、と。車を廻らして之を避く。」(韓詩外伝)という話です。荘公はカマキリも知らんかったんか?と突っ込みたくもなりますが、高校の漢文の教科書に載ってる話ですね。日本のことわざだと、ごまめの歯ぎしり?雁が飛べば石亀も地団駄?ごまめの歯ぎしりや石亀の地団駄だと、ちょっとニュアンスが違いますね。
田んぼの水口をみていたら、ザリガニがいました。怒っていました。けなげでかわいらしくもあるのですが、ちゃんと怒っているザリガニは立派ですね。
田んぼでザリガニ捕まえて喜んでいる私は天下の武勇とは無縁ですが。