現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の圃場に鶏糞とカキ殻石灰をまくこととニゴロブナの稚魚


1日(月)
暑い一日。
終日、大豆の圃場に発酵鶏糞をまく。夕方、鶏糞を撒き終わったので、カキ殻石灰を撒く準備をする。


2日(火) 半夏生
終日、大豆の圃場にカキ殻石灰を撒く。カキ殻石灰なんて、聞き覚えがない方がほとんどだと思いますが、牡蠣の殻を粉にして、それをまた粒にしたものです。土に肥料をずっとやっていると土がだんだん酸性に寄ってきて、値の張り具合がよくなくなってくるので、土を中性に近づけるアルカリ分として昔から石灰を使ってきているのですが、消石灰とか、苦土石灰とか、いろいろ種類はあるのですが、有機石灰ということで、カキ殻の石灰を散布しました。土が固くなりにくいということもあるのですが、有機石灰なので、いろいろ微量要素が含まれているということです。
おいしくて元気な大豆ができるようにということです。
でも鶏糞もカキ殻石灰も反当たり100kgほど撒くので、トラクタに付けたコンポキャスタで散布。


半夏生とは直接関係はありませんが、今日が一年のちょうど真ん中なんだそうです。ちょうど半分。折り返し地点。後半も元気に行きましょう。


3日(水)
朝から雨。午後は雨がやむ。
午前中は地域の農談会。
午後は雨で大豆の播種も出来ないので、先日の寄り合いの集金の計算。それから市役所で手続きのためにハンコを捺しにいく。

そうそう、植木屋さんが来られて、高い所にあがる作業が必要な松とか槙の葉刈りをしてもらう。毎年、父がしていてくれていたのだが、そろそろいい歳だし、自分でも危ないかもと思ったのか、今年は植木屋さんに頼むことにした、と先日話していたのでした。
庭は、まあ、ある意味で、芸術的なセンスのいる場所でもあるので、(植木屋さんの仕事ぶりの好き嫌いもあるものなのですが)、父もそういうことが得意というか好きで、高いところもずっと自分で葉刈りをしてきたので、あれこれ思いはあると思います。じっと植木屋さんの仕事ぶりを眺めていました。
僕もそろそろそういうことも勉強しないといけないのでしょうね。たぶん。去年、地域の会館の葉刈りボランティアに出て、初めて松の葉刈りをさせてもらいました。ま、ちょっとずつ勉強です。


植木屋さん、と言えば。
もちろん枝雀さんの「青菜」。
「あ〜、植木屋さん、植木屋さん。」
「植木屋は、お前やないか!」
初めて聴いたのはカセットテープの枝雀大全だったと思います。まだCDは出ていなかったのです。カセットテープは当時、乗っていたミニクーパーのカーステレオで聴きました。買って、車に乗るとすぐに封を切って、家に帰る間に最初に聴いたのですが、もう、笑えて笑えて。あははは、でもなく。げらげら、でもなく、くーっ!ひぃー!っと車の中で腹筋をよじらせながら帰ったのを覚えています。夏の琵琶湖畔でしたな。独身でした。まっ。どうでもいいんですが。


iPhoneのカメラアプリで漫画カメラというのが、しばらく前に流行りましたが、先日、絵画カメラというのをダウンロードしました。デジカメではLowデータの現像にSILKYPIXというのがたいへん評判がいいようなのですが、僕はLowデータで保存することをしていないので、まったく使っていないのですが、そのSILKYPIXから出ているアプリです。
いや、写真を絵画風に変換する方法はいくつかあって、何度か試したことがあるのですが、なんだか一番いい感じのような気がします。


それからうちの田んぼに放流したもらったニゴロブナ。水口のところで発見したので、撮影してみました。カメラを近づけるとすぐ逃げて隠れてしまったのですが、しばらくじっと待っていたら、だんだんまた集まってきてくれました。うい奴らです。