現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

作業所の準備とあれやこれや

26日(土)
午後は大豆の畦畔の草刈りに出たのだが、帰ってきて、ビールを飲みはじめたら、騒動というか事件が起きていた。まったくもって迷惑な話である。


27日(日)
午前中は地域の会館や神社などの葉刈り。僕は会館の方の担当になったのだが、何本もある松には触らず、ツツジを刈り込み、名前のしらない木の枝をいささか大胆に払ったりする。
父は葉刈りとか剪定とかわりと得意で、ずっと家に庭の手入れをしてくれていたのだが、僕は習っていないので、さっぱりわからないのだ。
松や槙や、庭木の特徴というか美しさを理解した上で、イメージが浮かばないとダメなんだろうけど、そういうのがぜんぜんわかっていないからなぁ。


午後はお金の計算やレクレーションの参加者の確認など。その後、作業所の整理など。


28日(月)
朝から作業所を整理して掃除機をかけたりする。それから車庫の整理もして、田植え機を作業所に入れて、車庫にスペースをあけて、大豆をひろげて乾燥させる場所をつくる。
お昼には農協で、お金の出し入れ。自分のおカネではないので、あれだが、自分のおカネではないので、ちゃっちゃっとやってしまっておきたい。


夕方、精米をする。


政府による減反政策の見直し論議がかまびすしくなってきましたが。日本の農業の将来にどういうビジョンをもっているのかなぁ。大企業を参入させて大規模化ということなんでしょうな。個人経営の農家を潰して、百姓もサラリーマンとして働かせよう、ということなんでしょうな。第1次の産業で、暮らし、というか暮らし方に結びついたもののはずなのに、そういうことでいいのかな。


しかしなんだな。こうやって振りかえってみると、ここ二、三日は、環境というか、大気や水や土が清浄であることの大切さをつくづくを考えさせられました。宮崎駿ナウシカを描いていたときには同じようなことを考えていたんだろうな。そうして原発の事故というものが、とんでもないことなんだと、あらためて考えています。