現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

米原万里『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』とデータのバックアップ

藤沢周平全集 第六巻』読了。枕頭本としてもちょっと時間がかかったかな?後半柳生宗矩宮本武蔵など歴史上の人物が出てきたので、ちょっと藤沢周平のペンのリズムも変わったか?


米原万里嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)読了。いやー、面白かったです。「プラハの春」については学校で少し習ったくらいですが、80年代後半からの東欧の諸国の共産主義政権がどんどん倒れて、ソ連まで崩壊していったのは、テレビや新聞のニュースで大人になってから実際に見たり聴いたりしてきたことですが、いやはや、忘れているのか、知らないことばかり、地図帳を引っ張り出してきて、プラハやらブカレストベオグラードサラエボと位置を確認しながら読んでいました。何度も大笑いしましたし、あちこちでウルウルときましたねぇ。去年、田植えを終えて苗代の苗箱の後始末をしながら、NHKのラジオをずうっと聴いていたんですけど、番組の中で、何度も、あちこちの番組で何度も米原万里さんが亡くなられたことが話題になり、死を悼む投稿がいくつもいくつもあったのを覚えています。あの時は米原さんを知りませんでしたが、そうか、そうか、こんな文章を書く人だったのか。これはまた『不実な美女か貞淑な醜女か』も読まねばなりませんな。子供たちにも読んでほしいな、そんなこと思いました。それからしばらく会っていない学生時代の友達についても、ひょいと思いをはせるということになったのでした。


それからiDVDでスライドショーを作っていたら、エラーが起きた。どうやらハードディスクの空き容量が足りなくなってきたようで、Mac miniの残り容量が3.5GBほどになっている。3.5GBならたくさんあるような気もするのだが、最大容量74.21GB(80GB)のうちの3.5GBなのでそういうものなんでしょう。ディスクのなかをファイルサイズをあれこれみていたらiTunesのデーターが21GB、iPhotoのデータサイズが10GBほどになっている。それぞれを外付けのハードディスクにバックアップして、iTunesの保存場所を外付けハードディスクにして、内蔵ハードディスクから消去しました。これで空き容量が23GBほどになって、DVDのディスクにも保存することにする。iTunesにはディスクへのバックアップ機能がついているので数クリックであっというまに5枚のDVDディスクに分割して保存。でもってレーベルプリントできれいに仕上げて完成。なんだかうれしい。


先月書いたMacPeopleの第4特集「マックでチャレンジ確定申告」は特に見るべきところなし。マグレックスの「Mac青色申告ver.3」が取り上げられていましたが、10750円なんですね。どれくらい農業所得の計算に便利になっているのかわかりませんが、ひょいと安い、と思ってしまったのは、ファイルメーカーでのテンプレートに時間をとられているせいでしょうけど。ま、これが簿記や申告の仕組みのお勉強だと思って頑張っています。