現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

読んだもの、観たもの、作ったもの

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで/Never Let Me Go』読了。重いテーマでもありますが、静かで緻密なたくさんのリアリティのあるエピソードがちりばめられた青春小説だと思いました。面白かったです。一気に読めました。


スクリーンセーバーってどうしてますか?ちょっと気分を換えてみようかとシステム環境設定の「デスクトップとスクリーンセーバー」のランダムに使用のところにチェックを入れてみたら、今まで気がつかなかったようなのが次々出てきて新鮮。特にiTunesに取り込んだアルバムジャケットが次々表示されるやつは見ていても楽しいな。ってこの前ほとんどのアルバムジャケットを取り込んだという思いもあるからかもしれないけど、もともとジャケットってデザイナーがあの正方形の中で美しくカッコよく作り上げたものだからね、それがモニターいっぱいにたくさん並ぶとまたこれが美しくもあるんだぁ。


先日、次女の幼稚園の参観で独楽回しで張り切ったことを書きましたが、幼稚園の先生も僕の張り切りようが面白かったのか、次女に「独楽回し、一番上手やったのは、ゆうこちゃんとこのお父さんやったね」と言ってもらったそうで、うれしそうに報告してくれました。それに金メダルも作ってくれたし、ありがたいことです。そんなこんなで、次女は今、教えてやった独楽の綱渡りに挑戦しています。僕の方は掌に独楽を受けて回すこともやってみたんだけど、子供の時はできたんだけど、なんだかうまくうけられないんだなぁ、これが。


土曜日の深夜でしたが、NHKの番組「土曜フォーラム」で「都市と共に生きる?近郊農業の果たす役割」というのを途中から見ました。近郊農業を中心とした話題のパネルディスカッションでしたが、食の安心・安全が問われている中で、農家人口は減り、耕作地も減少している、という状況ですからあんまり近郊ではない米農家にとっても面白い発言がたくさんありました。途中から広告の裏にメモも取り始めたんですが、少々お酒も入っていたし、とったメモが見つからないんです。うーむ。


続いて日曜日には、これも深夜でしたがNHK芸術劇場で中村吉右衛門の『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』という歌舞伎を観る。いやぁ、テレビですけど始めから終りまで観たのは初めて。面白かったですが、「いや、なるほどね。」っていうのが感想です。うーむ、歌舞伎かぁ。


チャップリンの『ライムライト』をDVDで観る。「人生に必要なのは、愛と勇気と少しのお金」なんて有名なセリフも出てきてましたけど、百姓としては「宇宙の力は地球を動かし、木を育てる、その力は君の中にもあるのだ。」なんてところが妙に胸に響きました。よい映画でした。


レンタル屋さんで「Mr.インクレディブル」を借りてきて観る。ピクサーのフルCG映画だそうですが、よく動きますねぇ。楽しめました。


えーっと年末に買ったPIXUS MP600ですが、まだCDやDVDのレーベルプリントってしたことなかったのであれこれやってみました。うーむ、きれいで楽しい。で、iPhotoで作ったスライドショーをiDVDに送ってタイトルメニューなんかを付けてDVDに焼くというのもやってみた。デジタルビデオは持ってないので、もっぱら携帯電話で撮った写真をスライドショームービーにするばかりなんですけど、バックに音楽を入れたり画面の切り替わる効果をあれこれ入れてみたり、なかなか楽しいものです。「春の苗代から田植えの時期の田んぼや庭の花々」「晩秋の山に子供と遊ぶ」「次女の一輪車乗り」と3本スライドショーにしました。スライドショーのムービーもQuickTimeなんかで見ると画質が落ちてしまう気がしていたのですが、iDVDに焼いたものを観ていたら画面いっぱいに拡げても実にきれいなままだったのでうれしかったのでした。iDVDを使うとタイトルメニューなんかも付けることができるし、iPhotoで作ったスライドショーもいくつかまとめて焼けるので便利です。ってまたそれがとっても簡単なのがありがたいです。
それにしてもなんだか遊んでばかりです。