現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

米の出荷と作況指数「99」

長男が手伝ってくれて農協へ米を出す。今日は300袋ほど。でも一人で積み下ろしをやっていると大変だけど、もう一人いると担いだりする量も半分ですむし、張り合いも出るので楽なのです。今日は「秋の詩」が中心の出荷となりました。


で、その間に父と母が作業所の外回りの後始末を始めていてくれて、父は今度緑肥にレンゲと菜の花を蒔く田んぼの畦畔の草刈りに出てくれました。


午後は少し休んで最後の籾擦り。ほんとは最後になるかどうかもう少しわからないんだけど、とりあえず最後の籾擦り。


今朝の新聞では水稲の全国の作況指数が「99」だと報道されていましたね。平年並ということですね。滋賀県は「100」だとか。うちも台風の影響も少なくてすんだし、病害虫もほとんどなかったし、まだきちんと計算してないけど平年並というところ。今年は豊作かも、という予想もあったけど平年並で落ち着いたようです。不安定なこの地球規模の気象状況で「平年並」の作柄ですから、ま、ひとまず安心という感じなのでしょうけど、過剰作付け、過剰供給で価格への影響懸念という報道の姿勢です。実際に米の落札価格は下がっているし、今年は農協へ出荷した米の概算金も低くなって、いったい最終的にいくらになるのかもはっきりわからず、ひどい状況だといわねばなりません。
ま、なんとか無事に米の収穫を終えられて春から稲を育んできたものとしては喜んではいるのですが。はてさて。