18日(日)
次男は風邪で休んだのだが、スポ少の野球の試合があるので朝その準備だけ手伝って、昨日起した田んぼでナタネの種をまく。10aあたり2㎏の種を動噴で蒔いたのだが、とにかく蒔いた種が見えないので、うまく蒔けたのがどうか、わからない。
その後は、麦の圃場の溝切りをする。とにかく麦や大豆は畑の作物なので、水田を畑に変えねばならないのですが、まず土を乾かすことが大事なので、田んぼに溝を切って乾かすわけです。良い天気が続いているので、培土板で溝を切るのですが、今までになくきれいに溝が切れました。ありがたいことです。ちなみに画像の緑色のは麦ではなくて、稲の蘖です。
19日(月)
午前中はお米の精米と選別をして発送の準備。午後一番にに発送。
その後昨日トラクタで溝を切ったところをスコップで溝と溝をつなげることをしたのだが、一枚終了したところで、太陽が沈みかけたので、家に帰ってビールとする。
枕頭本ですが、新訳の『夏への扉』がどういうわけか枕頭に見当たらなくなってしまって、あれれ、と思っていたら、太宰治『ヴィヨンの妻』(新潮文庫)がある。どうやら奥さんが買ってきた本らしい。うーむ。懐かしい。『ヴィヨンの妻』は高校生の時に読んだのだけれど、もひとつよくわからなかったという記憶があります。大学生になってから大宰は中毒になったように集中的に読んだのだけれど、そのときはすごくよく感じるところがあっておもしろかったのを憶えています。『ヴィヨンの妻』に収められている短編をいくつか読んでみましたが、今回はまたよく楽しめました。