昨晩また枕元に埋まっていた伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』を見つけたので、また読み始める。
iPhoneにiTunesに入れているすべての落語を入れてみた。最初は枝雀さんばかりだったのだが、松鶴、米朝、吉朝と少しづつ増えてきているのがうれしい。でも、なんというか語り口のうまさはそれぞれいいのだけれど、「笑える」かどうかということでいえばもう断然枝雀落語なんだなぁ。何度も同じ落語聴いたって、ほんとにくすぐられてしまうのだからありがたいです。
今日から目視で大豆の選別を始めました。選別機で屑大豆やら鞘とかゴミとかは抜けるし、大中小にわけてくれるのだが、なかなか色の変わったやつとか虫食いとかそういうのは抜けないので、目視で抜きます。
もちろん落語を聴きながらです。でも肩の凝る作業です。足下が冷えますし。
ああ、そうそう、吉朝さんの「子ほめ」のマクラに入院の話が出てきたのですが、夜中に見回りにくる看護婦さんにいたずらするというか脅かす話は楽しかったです。落語家って日常的にもというか入院しているような状況でも、人を楽しませるというかエンターテイメントを考えているんだなぁ。吉朝さんのあの顔のとぼけ加減がなんとなくわかってきて、いい感じ。
しかし枝雀さんも吉朝さんもすでに亡いというのがつらいところです。
naomi & goroの『passagem』をiTunesでクリック。ボッサなんだけどボッサを少し抑え目にして気持ちよい感じが続くボッサのアルバム。ジャケットの猫のイラストもなんだか不思議な絵でいい感じ。