現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お米の包装をすこし考える

ワールドカップ記念切手シート

曇りときどき雨。
はやぶさが帰ってきましたなぁ。テレビでもラジオでも新聞でも、はやぶさの帰還を熱く語る人が多くてびっくり。あるテレビのコメンテーターは、奇跡の帰還を熱く語ったあとに、その感動を「こんなこと、言葉にしちゃいかんのです。」と。
トラブルのことはニュースでときどき聞いていたのですが、よくしらなかったです。うーむ。


辻井農園ではお米の包装はクラフト用紙のような厚手の無地の紙袋を使っているのですが、スーパー等で売っているお米はポリ袋に入っていますよね。あれを試してみようかと思っています。いろいろな化粧袋はあるのですが、デザインはなかなか好みのものが見つからないので、透明か無地の5㎏袋を使うことにしてはどうかと。これだと10kgの御注文にも5㎏の袋を二つ入れれば、一度に封を切るわけではないので、精米後の品質低下もすこしましになるかもしれないと思ったりしているのですが。うーむ。伝統的な紙袋の風合いもお米らしくていいんですけれど。22年産の新米の販売に向けて少し考えてみましょう。


田回りをしていると、中干しを始めた田んぼを見かけるようになりました。去年は今ごろ溝切りをして中干しを始めていたのですが、今年はもうすこし分蘖が進むのを待ってみるつもりです。こういうタイミングをはかるのもちょっと悩むところです。農協は早めの中干しを勧めているのですが、去年は少し早すぎたのか、除草剤をまいた田んぼではそれまでビシッとよく効かせられていたのに、中干し後に雑草が生えてきたのが気になりました。
無農薬の田んぼでは去年は中干ししたら菜の花の窒素分がギューンと効いてきて葉の色がぐーんと濃くなったのを覚えています。無農薬の田んぼは田植えして2週間ですからまだもう少し先になります。でもね、菜の花緑肥の分解でできる有機酸のおかげと深水管理のためかどうか、田んぼにまったく雑草が生えてきていません。素晴らしい!!この気温、この水温ですから、ほんとうなら雑草が一斉に出てくる時期なんですけれど、そのためまだ除草機を押していません。このまま押さずにすませられるのか、楽しみなことになってきました。


郵便局で最後に売れ残っていたワールドカップの記念切手シートを買いました。今夜ですね。たぶん、起きていられないですが、頑張って欲しいです。岡田ジャパン。だって岡田監督どう考えても叩かれ過ぎだもの。


梅雨入りです。