現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

作業所の準備と秋の虫

夕焼ける

夜、地域の広報紙の編集会議があって、その帰り道、下駄をカラコロカラコロ鳴らして帰ってきたのですが、大きな月が皓皓と照っていました。今日は旧暦では 7月17日、月齢は16.0、十六夜ですね。
そういえば、今日は日没過ぎまで畦畔の草刈りをしていましたが、一番星の金星がギラギラと光っていました。ラヂオの「子ども科学電話相談」では、今頃の金星はマイナス4等星ぐらいでとっても明るいよ、とどこかの先生がおっしゃっていたのを思い出したことでした。


今日は朝一番の田回りで、水を止めながら、昨夜の夕立ちで田んぼのイネが倒れていないか、確認していましたが、少しだわだわと倒れかかってきた田んぼが2、3枚というところでした。よその田んぼでも倒れかかっているのが何枚かありました。よく実ってくると、大粒の激しい雨に叩かれると、どうしても倒れ気味になります。ぺっしゃりと倒れなければいいのですが、なにかと天気に左右されるものです。
午前中は片付けてあった籾摺り機を出してきて、掃除をし、ベルトを一本新しいのに交換した。ゴムロールの減り具合も微妙なところ。うーむ。
米選機、光選別機、コンプレッサー、計量機、昇降機なども出してくる。これらをうまく並べて籾摺り後の玄米をきれいに選別して袋詰めするシステムを作ることになるにですが、それは明日以降にすることにして、昼寝のあと、午後は草刈りに出る。刈刃を新品に交換して、ギュンギュン回して日没まで草刈り。
今年はイナゴがとっても多いです。畦畔を歩いても、草刈り機を振り回しても、イナゴがぴょんぴょん飛び出してきます。


日没して草刈りの最後、エンジンを止めたら、コオロギやらなにやらかやら秋の虫の声に包まれておりました。毎日暑いですけれど、秋はちゃんとやってきていますねぇ。ありがたいことです。