現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

オイル交換と爪の交換とお土産館に入った注文とSiri君

イヌタデ(アカマンマ)

18日(火)
大きいほうのトラクタのロータリーやらキャビン内の掃除。それからエンジンのオイル交換などする。


19日(水)
大きいトラクタについているロータリーの爪を交換する。ナットは19mmなのだが、両端だけ22mmのナットになっている。先日もコンバインで22mmのラチェットレンチが必要だったし、買うなら今かと買いに走る。ところがいつも使っている首振りタイプのラチェットレンチは22mmが生産終了になった由。仕方がないので首振りではないノーマルタイプを購入。うーむ。ま、22mmの大きなナットなら首振りでなくてもいいか。
と、爪の交換をしていると、「江」の三姉妹博覧会のお土産館から、以前に買ってくださったお客さんから、うちの無農薬のお米指定の注文の電話が入っているので、大至急持ってきてほしいと電話が入る。おうおう、これは急がねば、と爪交換を放り出して、精米し届ける。注文してくださったのは、近くの方ですか?と聞くと、いや、遠いところみたいやけど、注文を受けたのが、向こうの組合なので、ちょっと今、はっきりわからないです。ということでした。ありがたいことでありました。



午後は、田んぼが宅地化されるのにともなう、用水路関係の工事の前の現地での協議に、農事組合の水利担当として立ち会う。いやはや。なかなか大変です。


その後日が傾いてから、また爪の交換。ギュンギュンとネジを締めて交換していく。なんとか暗くなりはじめる前には、終わらせたい、というような目標があると、力を発揮するタイプですので。もうギュンギュンネジを締めました(笑)。


さて、iPhone4Sの新しい機能、Siriをオンにしてみました。来年には日本語対応してくれるようですが(来年のいつ?)、いまのところは英語で話しかけないと動いてはくれません。Siriをオンにしてみると、話しかける例文がいくつか表示されます。へへへ、来週の予定などをiCalに登録してほしいところだが、とりあえず難しいことは話しかけられないので(笑)、音楽を鳴らしてみたいと、play MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE !と高らかに話しかけてみる。“Sorry,I don't understand 'Hey many Christmas Mr.Lawrence.”と返事があった。はいはい。私が悪うございました。いやはや。頼むよ、Siri君、わしに恥をかかさないでくれたまえ。もう一度言うよ。“play MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE”すると、Here's 'Merry Christmas Mr.Lawrence'....とおっしゃって“戦メリ”が流れてきました。やれやれ。疲れますなぁ。
今度は坂本龍一のkokoを聴きたいぜ、とplay “koko”!と厳かに申し上げたつもりだったが、Siri君はOK.Here's “Call me”などと返事してくれてRCサクセションの“Call me”を鳴らしてくれたりするのでありました。いや、確かにkokoは発音が難しいし、“coco”ならともかく、教授のファンではなさそうなSiri君にとっても“koko”の聞き取りも難しかろう、とやさしい配慮で、英語の辞書に載っていそうな、しかもワンフレーズの教授の曲を探して、“play ice”と少し遠慮がちに話しかけてみる。すると“ice now playing...”と『out of noise』の“ice”が鳴りました。なるほど。と落ち着いてみたいところですが、Siri君と意思の疎通が出来て、とってもうれしい(笑)。うーむ。僕よりも少し英語が上手そうな長女の言うことなら従順だろうか。
ところでSiri君には、もう少し日本人の心とか日本人の魂というのを学んでもらう必要があるようですな。“Who are you? ”― “I am a humble personal assistant.”と僕の前で返事するわりには修業がまだまだ足りませんよ。しかし、来年、日本語化されるという話だけれど、日本語対応されたらとてもすごいことになると思うのだが・・・。まさか、僕の日本語が聞き取れないというようなことはないですよね。Siri君は日本人の心、日本人の魂をしっかり学ぶように。


昨日18日の朝の、みのもんたさんの出ているテレビでTPPの話をしているようだったので、途中から見てみる。うーむ、なんじゃありゃ。「10年後、20年後の日本のことを考えないといけません」とおっしゃるので、TPPに反対なのかと思ったら、解説をしている人もコメンテーターも、もう番組を上げて賛成しているじゃないですか。TPPは24項目あって、農業問題だけではないんですけれどね。それから昨日の朝日新聞に載っていた「外務省、TPPの利点と懸念説明」って記事もなんだかなぁ。新聞には「利点と懸念」(懸念だって!?)の表が載っていましたが、あまりのご都合主義的説明で、ぐんにゃりとなりました。