現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『消えた少年』と『はじめてのネットショップ オープンbook』読了

昼前から次女のピアノのグレードテストの送迎。完璧な演奏!?(笑)
帰りに図書館と酒屋に寄る。図書館では漫画家の絵本の会『7人の漫画家 名句のせかいを描く』(丸善株式会社)と大戸眞『あなたにも楽しく描ける はじめての風景画』(ナツメ社)を借りる。酒屋さんでは安売りの「Glan MacGregor」を買う。しかし玉つきというやつで注ぎにくいことこの上ない。どうなっておるのだ?


東直己『消えた少年』(早川文庫)読了。いや、細切れの読書になってしまいましたが、楽しめました。今までの東直己作品の中では一番良かったのではないか。ま、そんな気がします。


『はじめてのネットショップ オープンbook』(技術評論社)読了。お米のネットショップを立ち上げている辻井農園としては、ちょっと売上げのてこ入れをしたいところ。
経営のヒントや教えてオーナー等、小さなコラムが充実しているような気がします。つまりけっこう細かなことまで取材して取り上げられています。
商品撮影のこだわり・読みものやコラムの充実・リピーター対策・というところが、辻井農園にとっては大きなヒントになったような気がする。
お米を売るネットショップはすでに多数、星の数ほどあるなかで、どううちのお米に注目してもらうか、というあたりがポイントですからね。新しい分野にネットから進出ということではないわけですからね。
ただまあ個人的には字がとても小さいのがツライところだが、もっと目のいい若い人なら大丈夫か。それから、中見出しがしっかりしているので、細かい字の本文を安心して飛ばして読めます。
Part1の実例としては北欧有機野菜が面白く参考になりましたが、Part2の回転と運営のステップもずいぶんとためになります。
イデアと知恵とデザインが頭に浮かんだとして、それを現実の目に見えるネットショップにするときのHTML等の技術のギャップがなんとかならないかなぁと思ったりしています。
通常出荷とネット販売を比べてみると・・・というコラムも面白かったですが、並んでいるそのメリットデメリットの大きさが、たぶん同じではないですから、そのあたりがどうなんだろうと思いました。とても大きなデメリットがさらりと書いてあってもねぇ。まあ、そのあたりはオーナーになる人が自分でしっかり考えないといけないことかもしれませんが。
サラ・ボーンとウィントン・マルサリスの枯葉。