現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

庇の雪下ろしと池波正太郎『男の作法』と土鍋でステーキ

tsujii_hiroaki2012-01-28

朝の犬の散歩で田んぼ道に入ったら、膝の上まで積雪があって、長靴の中に雪が入ってきたので、遭難する前に勇気ある撤退。昨夜のうちに20cmくらい新たに積雪があったみたいだ。カンジキがいりますな。この土日は雪は一休みするという予報だが、また来週の真ん中あたりに寒波がきて雪が降るとか。
寄棟と廊下のつなぎの屋根の部分の雪が落ちないので、庇が心配だ、と父が言うので、庇の雪下ろしをする。普通のところはまあ屋根から雪がそこそこ落ちるので大丈夫なのだが、瓦屋根どうしが90度で繋がっている内側のところに雪がたまりやすいのだ。
梯子をかけて屋根に上がり庇の雪をおとす。二階の大屋根には50cmほどの積雪というところ。これくらいなら大丈夫だと思うのだが、少し暖かくなって融けて雪が重くなってくると庇が折れたりするので、父が心配したのでありました。ま、父の建てた家だし、僕も身体が動いて屋根に上がるぐらいはまだまだできそうなのでささっと軒の雪を落とす。
昨日は前栽の松や槙の枝の雪を落としたし、なんだか雪落としばかりしているが、折れてしまってからでは遅いのだから、まあ、いいのである。身体も温まるし(笑)。
屋根から雪を落としたので、庇の下に大きな雪山ができた。さっそく長女と次女がソリをもってきて遊んでいる。うーむ。まあ、いいけど。雪を落としたら天気も回復、陽も射してきた。



池波正太郎『新編 作品対照版 男の作法』(サンマーク出版)読了。山口瞳の『礼儀作法入門』の方が僕としては好み。本棚のどこかにあるはずなんだけれど、探したけれど見つからない。作品対照版とあるように男の作法のあとに池波正太郎の小説やエッセイの中からその作法に関係のあるような部分が抜き書きされていて、編者の柳下要司氏がその部分を選んだ理由や説明、エピソードなんかのコメントが少し付いたりしている。池波正太郎の文章はほとんど読んだことがないので、抜き書きの部分も興味深いのだが、うーむ、この部分はなくてもいいかな(笑)。


うちの土鍋は耐火性、耐熱性にすぐれたちょっといい土鍋で、ステーキなんかも焼けまっせ、と取説に書いてある。それで子供らが湯豆腐もおいしいけど、今度はステーキを焼いて、などというので、焼いてみることにした。へへへ。スーパーでステーキ用の一番安い(?)肉を買ってきた。一口ステーキ、9切れで950円ほど。うーむ。一口100円以上じゃないか!土鍋をゆっくりあたためて脂をぬり、煙が上がってきたら、片面に塩コショウをして、その面を下にして肉をのせる。じゅじゅじゅじゅじゅー。すぐにまたもう片面に塩コショウ。まミディアムレアだからすぐ焼ける。アツアツを長女、次男、次女と僕と4人で熱い土鍋から食べる。一人2切れづつ。僕だけ3切れ。うーん、塩コショウが効いて、旨いぜ。いや、大好評でありがたいことでした。次女から「またしてな!」と言われると張り切らざるを得ない(笑)。
一枚写真を撮ったけど、焼いてからはもう熱々をすぐ食べないといけないし、写真を撮っていると、僕だけ一枚多いのだが、それを食べられてしまいそうで、カメラを向けている余裕もない(笑)。


次女をスイミング教室に連れていく。進級テストに受かったみたいで喜んでいた。


昨日、iMacSuperDriveの調子がおかしい、と書いたけれども、どうもiMacにUSB機器をたくさん繋いでいるので、それでおかしくなっているのではないかという気がしてきて(USBのハブというか、USBのタコ足配線状態なのです)、タコ足配線を解消すべく、というか大容量ACアダプタ付きのUSBハブ、なんと10ポートもあるやつを買ってきた。うーむ、4980円!うーむ。やっぱり電源供給があると違うわい。


ツール・ド・フランス 2011』のDVDが届く。フランス語は知らないが“du 2 au 24 juillet 2011”だぜ。長いからなぁ。


夜は寄り合い。


お隣から若狭の郷土料理というか保存食「ヘしこ」をいただく。なんだかんだとあった一日だが、もちろん「ヘしこ」で一杯やって締めくくる。