現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

新しい精米機とデータベースソフト

田んぼに張る紐

朝から雨が降ったり陽が射したりと目まぐるしく変わる天気。


午前中にお米を発送したのですが、玄米でのご注文でした。このところ本当に玄米や分づきのご注文の割合が増えてきています。青色申告するときに計算した23年度分はだいたい1割が玄米か分づきの注文でしたが、たぶん秋からの23年産米の注文に限れば2割ほどに増えるのではないかと思っています。
僕もときどき土鍋で玄米や分づきのご飯を炊いたりしているのですが、うちの精米機はごく少量の精米がやりにくいタイプで、どうしても半月分くらいを一度に精米しなくてはいけない。何度も書きましたが、お米は玄米のままならそこそこ保存がききますが(籾のままの保存ならなおいいようです)、精米すると二週間目ぐらいからだんだんに味が落ちてきます。それで食べる分だけ精米できるやつが欲しかったのでした。あ、辻井農園のお米は発送の日の朝に精米しております。
そんなこんなで少し迷った末に注文した新しい精米機が届きました。うーむ、ちょっとたのしみ。明日、動かしてみよう。


昨日も少し書きましたがFileMaker Pro 12が出て、あれこれ調べているのですが、どうも11からは目新しいようなものはあんまり見当たりませんね。でも僕は11を飛ばして、まだ10なので、ちょっと迷っているところ。
ファイルメーカーはデータベースソフトなんですが、考えてみるとコンピュータ上のデータや記録はみんなデータベースの素材になるんですよね。自分のコンピュータもインターネットも、要するにデータベースなんです。Googleをはじめとしてネット検索がすごく便利なのはインターネットをデータベース化したからです。コンピュータ上のデータはとにかく使い廻しが効く、というのが最大の長所です。つまりコンピュータ上の記録はデータベースになっている、ということです。コンピュータの本質はデータベースですし、コンピュータの便利さはそのデータを利用したシュミレーションでしょう。ワープロソフトだって、こんな風にきれいに印刷できます、というシュミレーションです。
ところが記録を実際に使う時は、これを検索して探したり、データとデータとを繋げたりというのが、意外と難しいわけです。だいたいコンピュータが上手に使える人というのはコンピュータで検索の仕方やコツを知っている人のことと、一般的には、なりつつあるような気がしますし、実際に検索はずいぶんいろいろ検索できるようになってきていますね。検索が上手ということは、コンピュータをデータベースととして上手に使っているということに他なりません。
もう一つのデータとデータを繋げるというのは、リレーション機能ですが、リレーションというのは画像や動画の処理や音の加工ほど、派手ではありませんが、これこそデータベースソフトの神髄です。データベースはコンピュータそのものですから、リレーション機能はコンピュータの神髄とも言えるわけです、いささか強引ですが。
と、ぐだぐだとわかりにくいことを書きたくなるほど、僕はコンピュータに関しては、シュミレーションとデータベースにこだわっているわけです(笑)。
ま、そんなこんなで、こだわりのあるデータベースの、その専用ソフトがFileMakerというわけです。データベースソフトはたくさんありますが、FileMakerはもっともファッショナブルで、取っつきやすいソフトではないかと思っています。ええ、たぶんファッショナブルとは無縁の僕が言っているので、間違っているとは思いますが。
ああ、なんだかぐだぐだわからないことを書いているうちに、購入ボタンをクリックしてしまいそうな勢いがついてきた。酔いが回ってきたか。