現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『劒岳 点の記』『ウエスタン』と運動会の稽古

劒岳 点の記

朝から晴れたが、昨日の雨で田んぼも畑も水浸しである。湖北地方の大雨洪水警報が解除になったのは、昨日の夜中になってからではなかったか。僕は見にはいかなかったのだが、近くの草野川姉川も川幅目一杯に濁流が流れていたと、朝から何人かのひとに聞かされる。
朝はまだ尻水戸を切っておかなかった新田の田んぼをスコップを持って回り尻水戸を切る。


それから一輪車のタイヤを交換。
で、先日水路に落として少し濡らしてしまった工具箱を太陽の光に当てて乾かし、スパナやレンチなんかを油で拭く。


そういえば。
昨日は木村大作監督『劒岳 点の記』を観る。原作の新田次郎は未読。迫力ある映像で、立山や剣をとりまく山々の景色も美しい。
剣岳に登ったのは何年前になるのだろう。10年以上前になるのか。剣沢から一般の登山ルートで登りました。当時は毎月一回は必ず山登りをしていましたので、初めての剣岳でしたが、なんとなく登れるだろうと思っていました。蟹のタテばい・ヨコばいもなんということなく通れてしまいました。でも剣沢のテントから頂上まではそこそこ距離があり、ピークも二つほどありますので、思いの外に時間がかかって、帰りにはずいぶんくたびれたのを覚えています。
測量隊のルートとは別だし、難しいところにはロープや鎖もついているので、当時とは比べようがありませんが。
浅野忠信香川照之松田龍平仲村トオル宮崎あおいとなかなか豪華なキャストでもあります。
それに景色が景色がすばらしいですね。また本当に山歩きしたくなってきました。


そういえば。
昨日のお昼にレノン号の噛んだラジエーターのホース、部品が届いたので交換していただきました。暖房用の長いホースなので、本当はなかなか大仕事になるところでしたが、ベテランのKさんの機転で、わずかな交換だけで、時間もかからずにすみました。嵐のような雨の中だったので、どうなることかと思いましたが、助かりました。これであすからまた仕事ができそう。


そういえば。
昨日、「【コンビニ限定】 「金麦」2缶買うとその場で当たる! 現金5千円キャンペーン」に何度もチャレンジしてみたが、ことごとく「はずれ」。もうこの手のビールのキャンペーンには、ハナから期待しない、と思っていたので、落胆はしないだろうと思っていた。が、やっぱり落胆した。だいたい一言いわせてもらえれば、「【コンビニ限定】 「金麦」2缶買うとその場で当たる! 現金5千円キャンペーン」ですぞ。誰でも少々日本語が分かる人ならば、コンビニで金麦を二缶買えば現金5000円がその場で当たると思わない?あたしゃ、レジで「二缶買ったんですが・・・。」といささか恥ずかしかったが言ってみたのだ。レジのバイトのお兄さんは「ええ、そう書いてますが、わたしらは何も聞いてないんですよ。たぶんネットで応募していただくことになっていると思います。」だと。やれやれ。「2缶買うとその場で当たる」という日本語は、こういう場合に使っていいのか?JAROはしっかり調査するように。ネットで見たら当選者数は1,000名なんだと。あーた、30,000名でもさっぱり当たらず腹を立てていたのに、いやはやではある(笑)。



そういえば。
昨日の夜、セルジオ・レオーネ監督『ウエスタン(英題:Once Upon a Time in the West)』を観る。いやはや、いい映画でした。男の映画だねぇ。かっこいいです。レオーネの作品は『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』がドル箱三部作というのは知っていたが、『ウエスタン』『夕陽のギャングたち』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」というというのはネットで知りました。うーむ。そうだったのか。
しかし、レオーネ監督、相変わらず、いろんなところで引っ張って引っ張って、じらすじらす。これが間延びせずに緊張感につながるんだなぁ。
ラストの数分間は、いかにもOnce Upon a Timeという感じですな。古い男でござんす、がカッコいい。それからヘンリー・フォンダの悪役も。


うちの家の裏は小学校である。もうすぐ小学校の運動会。連日、子ども達が運動会の練習に励んでいる。子ども達も大変だが先生方もなかなか頑張っておられます。今日は組体操の練習を午前中にやっておられました。次女もどこかにいるはずなので、ちょっとしばらく見せてもらっていました。運動会のトラック競技の花形はやっぱりリレーだと思うけど、団体演技の花形は組体操ですね。みんな頑張っていました。次女は組体操について「地味組なん。」と申しておりました。ピラミッドでも下の方だし、タワーでも三段でなくて、いささかショボイ二段タワーの下のところなんだそうです。目立つことは恥ずかしいとなんでもすぐ尻込みしてしまうのに、地味組なんて言ってるところをみると、やっぱり目立つところ、注目されるところにいたい、という気持ちもあるんですね。ま、気持ちはよーくわかるけど。
次女よ、地味組大いにけっこう。小学校の運動会の観客席の親はみんな自分の子どもばかりをみてるんだ。お父さんは娘がどこにいようとちゃんと追っかけて見てるぜ。それに世の中には、地味なこと、目立たないことだけど、大切なこと、大事にしなくてはいけないところをちゃんと見ているような、確かないい眼をした人も意外にたくさんいるんだぜ。今回は安心して地味組に徹するように。応援しているぜ。


帰ってきた次女に今日は組体操の稽古してたな、と言うと、「もうな、今日はな、二時間目にソウラン節と組体操やろ、四時間目にリレーとか100メートル走やろ、昼からは全体で入場行進とか退場とかやろ。もう、外の体育ばっかりでめっちゃ疲れたわ。ふふ、100メートル走の練習のときは、ちょとだけユル気で走ってもたわ。」と申しておりました。うーむ、すでに三味線を弾くことを覚えてしまったとは!うーむ。これでいいのかどうかはわからないが(笑)、とにかく運動会当日の活躍を期待しているぜ。