現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

新米を土鍋で炊いて写真撮影


朝から雨。予報では午後からは晴れそうであったが、結局、夕方まで雨が降っていた。
朝、犬の散歩に出ている時が一番、雨も風も激しかったか。ヤッケを着て傘をさして出たのだが、横なぐりの雨なので、シャツもズボンがドボドボになってしまって、さっき着たばかりのシャツ、穿いたばかりのズボンを脱ぐことになる。いやはや。レノン号も濡れたのだが、やつは身体をブルブルっと震わせては、水を飛ばしてしまうからなぁ。


しかし、草刈り作業で、いささか疲労蓄積状態だったので、いい雨になりました。
午前中は週末の寄合いの資料作りをする。先日の準備会で、少しデータの修正を教えてもらって、計算をやり直す。


お昼に、土鍋で24年産の完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」のお米を炊いて、ご飯の写真を撮影する。お米(精米した白米)も、ご飯も白いし、光沢があるし。湯気があがるし、なかなかね、撮影には苦労します(笑)。って、結局、まあ、設定を変えて何枚も撮って、あとから選ぶ、という方法しかないのですが。
料理写真は時間との勝負、といいますし、おいしそうに見えるライティングが大切、と、まあ、教科書には書いてあるのですが、そういうことは重々承知した上で、窓からの自然光で撮影してみました。


お米というか、炊き上がったご飯は、とてもおいしかったです。土鍋でふっくら炊けたのがよかったんだと思いますが、ご飯はピカピカだし、旨味も充分でありがたいことです。しかも、土鍋ですから、ほんのちょっとわずかにお焦げもできて、これがまた香ばしい風味をプラスさせています。


と、お米の販売の宣伝も兼ねつつ書いたのですが、えーっと、ここだけの話ですが(笑)、今年は「コシヒカリ」もいいのですが、例年にましていいのが「秋の詩」のような気がしています。24年産の「コシヒカリ」については、少しづつお客様の声が届いてきているのですが、「秋の詩」のお客様は地元の方が多いので、まだあまり声が聞こえてきていないのですが、籾擦りをした玄米の張りと輝きでなんとなくわかるのです。実際に精米して食べてみてもおいしかったです。(でも不思議でしょ。ネットでご注文してくださる遠くのお客様は、またすぐにメール等で感想を聞かせてくださる方が多いのですが、地元の方、ご近所のお客様は増えているのに、お米の味については、寡黙です。先日「今年の「秋の詩」どうやった?」と二人の方に尋ねましたら、「あははは。じつは去年の米がすこし残っているので、新米はまだなんよ。」という返事と「うん?今年の?美味いでぇ。ピカピカやし、美味くないはずがないがな。」とニコリともせずにおっしゃるのでありました。)


24年産のお米の写真撮影も終えられたので、辻井農園のHPの写真も文章もすこし手直しして、更新していきたいところですが、夕方から、新しく注文する発送用段ボールに入れるロゴをあれこれ考えていたので、HPについては手が回らず。先ほど書いた「お客様の声」もまとめられなかったのですが、ま、今週中にはまとめます。


さて、今まではお米の発送用段ボールは既製品を利用していたのですが、段ボールの箱を作っている会社にオリジナルの箱を注文してみることにしました。サイズを伝えたら、サンプルをさっそく作ってきていただいて、バッチリだったので仕事ぶりは信頼できます。ただ箱に入れたい辻井農園のロゴのデザインをどうするか、ちょっと考え中。文字の形はだいたい試行錯誤の末、だいたいまとまったのですが、文字色をどうするか、思案中。予算もあって段ボールは白段ボールでなくて、普通の素の段ボール。ロゴの色は一色、と決めています。アマゾンの箱のように黒文字がシンプルでいいのか、せっかくだから、ちょっと色も考えてみようか、などなど。うーむ。素のあの段ボールに明るめの焦げ茶(?)の文字ってどうですかね(笑)。やっぱり黒がいいかな。