現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

晴れの特異日ですが、滋賀の湖北地方では曇りがちの肌寒い天気


文化の日。ということは、つまり。


雨は降らなかったですが、なんだか今日もあまり陽が射さない一日。
午前中は、昨日空にした乾燥機と、昨日組み立てた乾燥機と、2台の空っぽの乾燥機があるので、車庫の蓆の上に広げてある大豆をコンテナで運んできて乾燥機に入れる。乾燥機二台分となるとなかなか疲れます。


午後は麦の播種にでる。もう少し陽が射して土が乾いてくれるとうれしいのだが、ま、そうそうこっちの思う通りにはいきませんね。


Stonesの“Beast Of Burden”も好きな曲だなぁ。iTunesでランダムに鳴らしていて、ふいに曲がなると身体が動いてしまうなぁ(笑)。


糸井重里『ボールのような言葉』(ほぼ日文庫)読了。ほぼ日刊イトイ新聞の今日のダーリンの文章がまとめられているのですが、その中からの抜粋です。でもなにか箴言集のようにも読めるところが面白いところです。若い人に向けての言葉が選ばれています。
しかし、なんだな。開高健の文章から名文集、というか、名フレーズ集というか、そういう抜粋の文庫本が出た時、しかも本人がまだ生きているうちに!こんな本を出そうとする編集者が許せない気がしたし、こんな本を出すことを許した開高健にも、どうしちゃったんだ?と、僕はけっこう激しく嫌な感じがしたのだが、それが糸井重里だと、わりと自然な感じがして受け入れてしまっているのは不思議。
たぶん、全部がすでに読んだ文章ではない、という遠慮のような僕の感情と、面白そうなことはどんどん面白がっちゃおう、という糸井さんの顔が浮かぶからだろう。