現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

製粉工場の見学と大豆あとの鋤き込み



6日(木)
今日は水田農業研究会の研修旅行なのだが、どういうわけか寝坊して7時15分に目が覚める。集合は8時15分だと思っていたので、慌ててレノン号の散歩に出るが、まあ、まだ時間的には余裕があると思っていた。ですが、まあ早めに切り上げて帰ってきてレノン号にエサをやり終えたら7時45分。これなら朝ご飯を食べて充分余裕があると思ったのだが、パソコンの前を通ると、「集合時間-たった今」とリマインダーが表示しているではないですか。たった今!う!これはいかん!とすぐにズボンとシャツを着替えて、朝ご飯も食べずに自転車で農協に走る。やれやれ。到着は7時50分。すでにみなさん席に座っておられました。うーむ。「おはようございます!ちょっと遅れました。」と、言ってはみたものの、僕が最年少だし、いささか、気まずい。やれやれ。ま、しかしクヨクヨしていても楽しくないので、忘れることにする。ひょっとすると集合は45分でも、出発は8時かもしれないではないか。もちろん僕も幹事さんに出発時間を確認する勇気はない。ええ、忘れることにする。


研修は大阪の前田産業の製粉工場。JAに出荷した小麦はここで製粉されているらしい。場所は安治川をはさんでUSJの向かい側。海遊館のすぐ近くでもありますね。天気はよかったのですが、風が冷たく強い。ちょうどオーストラリアから小麦を運んできた大きな船が横付けされており、船からサイロに小麦を入れているところでした。サイロの上にも上がってもらうつもりでしたが、風が強いので、今日はやめておきましょう、ということで、ちょっと残念。しかし先日の名古屋のキリンのビール工場のように、見学コースがあるわけでもなく、本当に工場の中の狭い外階段を上り下りしつつ見学させてもらいました。うーむ。おもしろいねぇ。工場。このあたりの小麦はタンパク質(グルテンが少なく)薄力粉として、ケーキなんかに使う小麦粉として製品にしているということでした。小麦が柔らかい品種なので、すぐに粉になるのですが、篩(ふるい)にかけるのが難しく、夏など湿気が多いと機械がつまってしまいやすいのです、とおっしゃっていました。うーむ。なるほど。


お昼は大阪駅のホテルグランビアのランチバイキング。ホテルのランチバイキングって、手軽でおいしくて人気なんだそうですが(あ、私たちの予約席以外は満席で外に並んで待っておられました)、ま、味もサービスも全体にも一つというところでしょうか。


あとは大阪城を見学して帰ってくる。大阪城は三度目になりますが、ま、またちょっと新しい知識がいくつか増える。天気がいいので、天守閣の上からの展望は悪くないのですが、しかし風がものすごく冷たく強く、落ち着いては眺めていられませんな。



7日(金)
今日も気温は低く風が強いが、天気はよかったので、トラクタに乗って大豆あとの田んぼを鋤いて回る。いつもよりスピードを上げてロータリーをかけて起していたのだが、あともう2枚残ってしまった。うーむ。明日からは天気が心配だ。


夕方から農事組合の古い書類の整理をする。昭和8年の書類が出てきて、僕のおじいさんの名前なんかが出てきていて、その墨の筆跡なんかをしみじみ眺める。地図なんかは残すことにしましたが、あとの書類は概ね処分することに決定。ま、もう誰もみることのない書類だしなぁ。


奥さんと次女が急にEXILEのCDを借りてきた。うーむ。あとDVDの『ドッグポリス』も。
ドッグポリス』は、僕はチラリと見ただけなのだが、時任三郎が出てくると、どうも海猿とイメージが重なってしまう。同じような立ち位置の役柄だし。Wikiペディアを見てみたら、ロケ地の中に彦根のビバシティが出てきているではないですか。うーむ。そうなのか。これは見直さなければなるまい。戸田恵梨香さん、うーむ。もっと笑顔を見せた方がよかったんじゃないでしょうか。躍る大捜査線の深津絵里さんぐらいの笑顔を。