現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

接骨院と七草粥と原田マハ『楽園のカンヴァス』




したのだろうか。でもちゃんと治るから農業は続けられますよ、というお話でした。


腰も痛いし、左肩も痛いし、まあ、今日もごろごろなのだが、今日は7日で、七草粥の日だ。もっとも旧暦ではまだ11月26日。田んぼも雪が解け切ってはいないし、春の七草も雪の下ということになっている。
でもスーパーには、七草粥セットが売られていました。ハウス栽培でもしているのかな?と思いましたが、産地を見たら四国の徳島県でした。


お昼に七草粥をと思いましたが、今日から三学期ですから、子ども達も早めに帰ってくるかもと思って、夕飯にすることにしました。


次女は帰ってくるなり、本屋へ連れていけと言うので、ちょっとぐるりと本屋さんへ。


奥さんが帰ってくる時間を計算して、七草粥を作りはじめたのですが・・・。次男も次女もおいしそうでない、とまったく食べない。去年作ったのが不評だったようです。やれやれ。確かにお粥を炊いて、火から下ろす5分前に刻んだ七草を投入するのですが、青臭さや苦味が少しまだ残っているので、子どもには不評でしょうなぁ。と思いつつ、ちょうど帰ってきた奥さんと二人でいただきました。塩をすこし入れただけですが、白い粥に七草の緑がとてもきれいで、おいしいのですが。
でも今夜は七草粥の夕飯も多いんだろうな、と想像しつつ。
画像は七草の塗り絵(笑)。日めくりカレンダーがちょうど七草のイラストでしたので、色鉛筆で塗ってみました。


夜、録画しておいたNHK大河ドラマの『八重の桜』の第一回を見る。


8日(火)
今日も接骨院へ。
あとはなにもなし。



原田マハ『楽園のカンヴァス』(新潮社)読了。
2012年、山本周五郎賞をはじめ、あちこちで評判になった本なので、今さらですが、すごく楽しめました。うーむ。読み出したらとまりませんでしたがな。でも、これって、ミステリなのか?ま、あれですけれど、たった一点を除いて、僕が読みながら考えていた通りの筋書きになりましたが、それでも読ませる文章というか、小説でした。そればかりでなくアンリ・ルソーの作品が出てくるたびに、ネットで検索して、どんな作品なのか観つつ読みたくなりました。おまけにGoogleの地図でバーゼルの街並みやらニューヨーク近代美術館を検索したり。楽しめました。
秋に読んだ『生きるぼくら』(徳間書店)もとてもよかったんだけどね。
それにしても、原田マハ。原田のマハ。裸のマハ。うーむ。ま、世の中は複雑である。