ットでそのまま読めたので、注文はやめてネットで読むことにする。面白かったです。建築家って、宮脇檀氏の本を一、二冊読んだぐらいで、よく知らないのですが、楽しめました。
16日(水)
午前中は接骨院。なんか天気がよくなった。寒いけど。夜には雪が降るかも、という予報なんですが。
外山滋比古『省略の詩学 俳句のかたち』(中公文庫) を流し読み。うーむ。大昔の本ではありますが。若い時は、こういう本もあまり抵抗なくゆっくり読めたのだが、なんだかちょっと読みにくいとすぐ流し読みしてしまう風になってしまったなぁ。でも「いひおほせて何かある」という言葉を覚える。俳句って、17音でほんとに短いから、あいまいで、ハッキリとよくわからなかったり、読み方が人によってちょっと違っていたりするんですが、「いひおほせて何かある」と言われると、ま、その通り。と言いたくなる気がします(笑)。だって、「いひおほせて何かある」って、半ば開き直ってるから、強いんだもん。なるほどねぇ、「いひおほせて何かある」。余韻というか、余情というか、そういうのあれば、なにかグッとくるんですけれどね、確かに。切れ字の力、季語の力、そういうものを大事にしつつ・・・。
「いひおほせて何かある」は『去来抄』の中に出てくる、去来の師、芭蕉の言葉だそうです。