現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

苗箱から芽が出てきたことと菜の花の鋤き込み


11日(木)
雨が降ったり止んだり。寒い。
最近、うちでは奥さんが普通の白米に少し玄米を入れて炊飯してくれていて、玄米まじりのご飯を次女は気に入らない風なのだが、「それでも、アレだけは、すんなりしゅっと出てくるけどね。」などと言っている。
春休みで帰省していた長女はこのご飯が気に入って、「玄米も送って!」とメールしてきたので、少しだけ送ってやる。
うちのお客さんでも玄米でほしいという人や分づき米が食べてみたいという人が増えている。家庭用の精米機がわりと出回ってきているのと、最近の炊飯器は玄米入りのご飯はもちろん、完全に玄米だけのご飯でもすんなり炊いてしまったりするからでしょうか。
完全無農薬有機栽培米を食べようという人は、栄養価の高い玄米や分づき米にも興味をもたれるのでありましょうか。


あと何をしてたんだっけ?思いだせない。


あ、「ほぼ日の桜前線」に僕がアップした桜が登録されていた。この桜前線も出来たら毎日更新してほしいところ。


夜は寄り合い。


12日(金)
朝、苗代のトンネルの中をのぞいてみたら、苗箱からきれいに緑色の芽が出てきていた。まだ全体を見ていないのでわからないが、きれいにそろっていそうで、ありがたい。


それから農協で2回目の播種に備えて覆土を買ってくる。


で、菜の花の鋤き込みに出かける。が途中で雨が降ってきたりして、風が冷たいし、太陽があまり出ない。夕方までトラクタで鋤き込む。
やっぱり今年の菜の花は緑肥としては、もうひとつ生育が悪い。
午後の鋤き込みをちょっとインターバル撮影してみた。


今日はトラクタに乗っていた時間が長かったし伊藤比呂美『閉経記』があまり読めなかったのが無念。文体にスピード感があって、とても面白い。


アマゾンから予約しておいた村上春樹色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文藝春秋)が届いた。ちゃんと発売日に届くんだ。予約だけで50万部だと。なんともすごいことになってますな。しかし『閉経記』が抜群に面白いのでこれが読み終わらないことには、読みだせないな。