現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

くず豆や発酵鶏糞をまくことと新しい田植え機


25日(火)
天気予報では、晴れだったが、朝は小雨。昼前まで、こぬか雨のような降り方だ。午後は止んだが曇り空。というか、靄っている。
作業所の整理と掃除。田植え機にガソリンを入れて少し動かしてみる。

お昼前に雨が止んだので、くず豆を撒きに出る。
冬の間の選別で出たくず豆。トラクタにコンポキャスタをつけて薄く撒く。有機肥料は、いつ頃、どれくらい肥効が出るのか、つかむのがむずかしいので、とりあえず薄く広くまいて効き過ぎないようにしなくては。

夜、消防車が出動していった。隣村あたりで火事か?




26日(水)
晴れた。朝はヒバリもあがっていた。でも今日もなんだか靄がかかっている。どうも中国からの黄砂といっしょに、PM2.5という微粒子もやってきているらしい。大阪と兵庫では注意報も発令されたようだ。いやはや。
これは毎日放送の夕方のニュース番組でやっていたのだが、北京のテレビの天気予報のキャスターが、PM2.5に注意を促していた。靄で視界がなくなっているというのだ。いわく、犬を散歩していたら、犬を見失った。いわく、自分の会社への出勤の時、会社が見えなくて通り過ぎてしまった。北京の天気予報のキャスターの冗談もしかし笑えない。

朝、新しい田植え機が納品される。ディーゼルエンジンの6条植え。今年の田植えからはこいつに頑張ってもらおう。
午後からは、菜の花に発酵鶏糞を追加でやることにした。今朝も菜の花に霜が降りているのだが、どうも発育が遅れているような気がするのだ。菜の花の連作障害もでているのかなぁ。追加はあれこれ考えて60kg/反にした。もちろん少なめである。
4月の初旬、ちょうど入学式の頃に満開になる予定である。


蝦夷農業高等学校(通称:エゾノー)の校訓は、勤労と協同と理不尽なんだそうである。いかにも農業高校らしくておもしろいけれども、理不尽なのは、農業でも自然でもなく、人間の方ではありますね。


今月から中日新聞に替わったことは前にも書いたけれども、中日新聞のいいところは、読者の投稿欄とこの学童作品紙上展ではあるまいか。子供たちの書道の作品を紹介して、そのいいところを取り上げてコメントしてあるのだが、その褒め方がいつもすばらしい。
廻腕法の用筆法って、どんな用筆法?結体法?一つも他に用筆法の名前が出てこない。