現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お葬式に立つ


午前中は、近所の方が亡くなられたので、お葬式に立ってきた。この人は僕が結婚して世帯主として、父に代わって地域の行事に参加するようになってから、なにかと話をしてくださった人で、僕が前の仕事を辞めて農業をはじめるとき、みんな反対したり、惜しいことをすると言ってくださる中で、唯一、「ほうか、ほら良かった。言うて悪いけど、前の仕事みたいなもんは、おまんの替りはぎょうさんやーる。おまんが辞めたかて、すぐ次の人が仕事をさーる。ほやけど農業は、若い人はだーれもする人がないんや。おまんがしてくれるんなら、こんなありがたいことはない。地域にとってもええこっちゃがな。」と言うてくださるような人でした。どこまで本気かはわかりませんが。でも本人を目の前にして、急にはなかなか言えないセリフのような気もするし、忘れられない言葉だ。そんなことをあれこれ思いながら立っていた。



午後は精米など。


このところ気温が高めで推移しているので、麦の生育が例年よりいいような気がする。少し早めに播種したのも良かったのかもしれない。ま、これからどうなるかわからないけれども。


朝は写真のように陽射しもあったが、その後曇ってきて、午後からは雨が降ったりやんだり。気温がぐっと下がる。でもこれで平年並ぐらいだとお天気キャスターが話していた。