現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の播種を開始したこととヤゴ


19日(火)
梅雨明けした翌日の朝は気持ちいい。登山に熱心だったころは、梅雨明け十日、といって梅雨明け直後の数日は山の天気も安定して絶好の登山日和になることが多いので、北アルプスを中心に山へ行ったものだったが・・・。ま、いいか。


終日、大豆播種に向けて準備。トラクタにシーダーなどを取り付けたり、除草剤散布の管のパッキンを交換したり。父は小さいほうのトラクタで、小麦の溝を切り直しに出てくれた。


そうそう、朝、水路から水漏れするところを補修していたら、大きめのヤゴを見つける。シオカラトンボ、ムギワラトンボのヤゴはもっと小さいので、たぶんヤンマの仲間だと思うのだが、顔つきだけは獰猛ですな。ヤゴは肉食ですからね。肉食の大きなヤゴも育つ辻井農園の田んぼです(笑)。


前回のブログの頭にあげた球場の写真について無加工ですか?と質問をいただきました。えーっと私のブログに上げている写真やビデオはiPhoneの広角系のホントに小さいレンズで撮影されたものばかりなのですが、小さなレンズのわりにはそこそこ写ります。一眼レフの大きなレンズと比べると残念なところも多いのですが、そこそこ写るので携帯に便利ですから、もうすっかり写真はスマホになってしまいました。望遠レンズが欲しい、マクロレンズが欲しい、と思うことも多いのですが・・・。
iPhoneで撮影した画像はパソコンの「写真」というソフトに自動的にアップされます。「写真」というソフトでは少し加工が出来ます。トリミングが出来たり、明るさや色の調整など。ブログにアップする画像はこの「写真」というソフトで、ときどき微妙に調整して載せています。
ところが今回、「無加工ですか?」とたずねられたこの写真は、実はPhotoshopエレメンツというソフトで加工をしたのです。エレメンツ(elements)ですから、基本部分, 要諦, 原理, 初歩ということですね。あの有名なPhotoshopの初心者用簡易版ソフトです。バージョンはいくつだったかな?でももう10年以上アップデートしていませんが、いまだにちゃんと動いてくれるのですから、さすがのソフトですね。Adobeに感心していいのか、Appleに感心していいのかわかりませんが、感心しています。
球場の写真は、青空のところに太いワイヤーが写ってしまっているのです。いや、そこに実際ワイヤーがあるのですから、仕方がありませんが、熱心な人ならワイヤーが写らないところヘ移動してシャッターを切るはずですが、応援席にいるので、そうそう場所の移動もしにくいし、あとでトリミングすればいいいかな、とも思ってそのまま撮りました。しかしトリミングするとせっかくの夏空も消えてしまいますから、悩んで、ワイヤーをコンピュータの処理で消す、ということをしました。Photoshopエレメンツには、そういう機能があるのです。ま、消したいワイヤーをマウスでぐりぐりとなぞるだけなんですけど。それで消えてくれます。
そういうことをしたものですから、「無加工ですか?」とたずねられて、胸が痛んだわけなんですね。
フィルムの時代の写真でも、お見合い写真などでは、アナログ処理で修正がおこなわれていたようですけどね。高校の時の同級生が、お見合い写真を写真館で撮り、修正に一ヶ月ほどかかると言われて「むちゃくちゃ失礼やわ!」と憤慨していたのを覚えています。ま、私としては、あははは、と笑ったあと「混んでるんやわ、きっと。お見合い写真のちょうどシーズンなんと違うんか。」と間抜けなことを言ったのを覚えています、昨日のことのように。


20日(水)
終日、大豆の播種。ま、試運転、という感じだが、夕方、もうこの一枚で終ろうかなと思っているところで、トラブル発生。なかなか思い通りには進みませんな。アームが曲がってしまったのだが、なんとか応急処置をして、明日も作業ができそうです。曲がった部品は明後日にしか届かないということなのですが・・・。なぜ曲がってしまったのか、原因がもひとつよくわからないのがツライところ。何かに当てたのか、振動でネジが緩んではずれたまま引きずったり、曲がったりしたか。ああ。