現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

苗箱に土入れと室生犀星の俳句


朝は陽射しもあったが、その後曇り、午後は雨。


今日は終日、苗箱に土入れ。長男も手伝ってくれたので、大いにはかどる。


夕方から寄り合い。「粗飯を準備しております。」ということだったが、あれこれ意見の出る会議のあとだったので、おいしくいただいてありがたいことでした。


今、購読している新聞は読売新聞。僕の母親はどうも同じ新聞を購読するのではなく、あれこれいろんな新聞の購読契約をする。といっても、僕が百姓をはじめてからは、日本農業新聞はずっと購読しているが、他に読売、朝日、毎日、中日、というような一般紙が二年毎ぐらいに交替している。そうするとまあ、一般紙とはいうものの、新聞の個性は自然とわかります。今、購読している新聞は読売新聞は、社説とか、その他政治がらみの記事の書き様には、アレと思うところがたまにあるのだが、日曜日の書評欄に取り上げられている本については、おもしろく読めています。
今朝の西村賢太の記事とか、文化欄の室生犀星の記事とか。


   秋もやや曲がる胡瓜を引きにけり
   墨匂ふ秋は文より立ちにけり


こんな犀星の句は確かにうまいですなぁ。室生犀星の句集もどこかにあったはずなのだが・・・。ちょっと探してみたが、見つからない。西村賢太の文章は二、三読んだだけだが、いい感じ。