朝から青空が広がりました。朝は雪の田んぼの上に霧が出ていました。犬と霧の中を歩きながら、なかなか幻想的な気分でしたよ。
午前中はウダウダしながらもデータ入力の事務処理。
お昼にちょうどフィギュアスケートの団体のペアの演技が中継されていた。あんまり日本ではテレビで中継されないので、ちょっと新鮮でした。日本は10組中8位だったようです。僕が見た時はすでに演技が終わっていましたが、自己ベストを更新する得点ですから頑張ったんですね。大舞台で自己ベストの更新ですから。
ペアの演技を観ていて思ったのは、これは男子の選手が力持ちでないと無理だなぁ、ということ。女子の選手を片手で持ち上げたり、放り投げたりするわけです。女子の選手はみな小柄だとはいえ少なくとも40kgはあるでしょうし、氷の上で滑りながら持ち上げて放り投げたり、受け止めたり。男女がスピードやタイミングを合わせて美しく演技するのは、なにか生命の根源的な美とか喜びを感じるなぁ。オリンピックの良いところの一つは、比較的マイナーな競技も中継されて楽しめることですな。フィギュアのペアがマイナー競技といっていいのかわからないが。
ラジオからカーペンターズ「I NEED TO BE IN LOVE(青春の輝き)」が流れてきた。
The hardest thing I've ever done
Is keep believing
There's someone in this crazy world for me
The way that people come and go
Through temporary lives
My chance could come and I might never know
これまでの私の人生でもっともつらいことは
信じつづけること
このバカげた世界にでも、私の運命の相手がいるんだと・・・。
はかない一生を通して、
人々が行き交うように・・・
私にもチャンスがやってくるかもしれないけれど、私には一生わからないかもね・・・。
I used to say, no promises
Let's keep it simple
But freedom only helps you say goodbye
It took a while for me to learn
That nothin' comes for free
The price I've paid is high enough for me
昔はよく「形にこだわらず、
シンプルにお付き合いしましょう」と言ったもの。
でも自由な関係なんて、あなたが「さよなら」を言うのを早めるだけ
傷つかずに得られるものなんて何もないんだと学ぶには少し時間がかかった。
それを学ぶのに払った代償は、私にはけっこうつらいものだった。
I know I need to be in love
I know I've wasted too much time
I know I ask perfection of a quite imperfect world
And fool enough to think that's what I'll find
私だって、恋をしなくてはいけない、ってわかってる。
私だって、これまでずいぶん時間を無駄にしてきたって、わかってる。
私だって、自分が不完全な世界に、完璧な相手を求めているんだってわかってる。
そして、そんな人を見つけようとしている私が本当にバカだってことも・・・。
こういう歌詞をカレン・カーペンターが歌うとしみじみ切ない感じです。
午後も青空が広がって、気温も上がり、雪もどんどん解けてきてます。家でじっとしているのもバカらしくなってきて、長浜盆梅展にいってみる。梅の香りに包まれてきました。蕾から今まさに開きはじめたばかりの花の美しいこと。お茶をいただいて俳句も三句ひねって投句。せっかく梅の香りに包まれているのに、句をひねり出してみると俗事ばかりで笑えるが、どうしようもない。句作の制限時間はないのに15分で3句ひねる。ま、部屋から出れば刺激を受けるのはわかっているのだが。