現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

寒い一日と『絵解きで調べる 田んぼの生きもの』と新聞の記事など

終日風が強かった。午前中は雨が降ったりしたが、午後は曇り空。寒い一日。苗代の見回り以外は、ゆっくり休む。


インクが無くなってきたので、ネットで注文する。しかしインクが無くなってきたインク瓶も美しい。



伊藤比呂美女の一生』(岩波新書)と向井康夫『絵解きで調べる 田んぼの生きもの』(文一総合出版)が届く。『女の一生』は出たときに本屋で立ち読みして感動しかけていたのだが、手元不如意で買えなかったのだが、今回、どういうわけか、Amazonがオススメしてくれて迷わずクリックしてしまった。ま、それはいいのだが、『絵解きで調べる 田んぼの生きもの』は、スバラシイです。どうにも、なんとも、文一総合出版はノッテルなぁ。企画がスバラシイ。
例えば、オタマジャクシの見分け方である。「色は?尾の先の形は?」「くびれは?」「正面顔は?」「目と鼻を結ぶ線は?」「顔に小さい点々の列は?」と考えていくことでオタマジャクシからカエルの種類がわかるようになっているんですね。「黒色で尾の先が丸ければヒキガエルの仲間」「茶色で尾の先がとがっていて、くびれがないとニホンアマガエル」「茶色で尾の先がとがっていて、くびれがあって、正面顔がきりっとしていればトノサマガエルかダルマガエル」「茶色で尾の先がとがっていて、くびれがあって、正面顔が垂れていて、目と鼻を結ぶ線が90°ぐらいならシュレーゲルモリアオガエル」「茶色で尾の先がとがっていて、くびれがあって、正面顔が垂れていて、目と鼻を結ぶ線が90°より鋭くて、顔に小さい点々の列があればツチガエル」「茶色で尾の先がとがっていて、くびれがあって、正面顔が垂れていて、目と鼻を結ぶ線が90°より鋭くて、顔に小さい点々の列がなければニホンアカガエル」などなど。いやー、これは楽しいわ!文一総合出版はノッテルわぁ。




日本農業新聞のインタビュー記事「食の履歴書」に石田衣良が登場。読んでいて朝から泣きそうになる(笑)。石田衣良は僕よりひとつ年上なんだな。



中日新聞のコラム記事「視座」、貴戸理恵氏の『「弱者」の「敗者」化』